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イベント回遊策の強力ツール “スタンプラリー”の起源

イベント回遊策の強力ツール “スタンプラリー”の起源 イベントのにぎわい創出や、回遊策に有効なスタンプラリーだが、その歴史にふれてみると、おもしろいことがわかった。

シヤチハタで有名なシヤチハタ株式会社のスタンプラリー研究所に、その歴史が記されている。スタンプラリーの成立は1970年代頃と考えられるが、その原点は室町時代の霊場巡礼にまでさかのぼるそうだ。

「四国八十八カ所霊場巡拝や西国三十三所霊場巡拝など、社寺へと巡回し写経を奉納した証として寺院側で発行したのが「御朱印」や「納経印」であり、『納経帳』にまとめて保持しています。こうした行為に、スタンプラリーの原点を見いだすことができます。江戸時代には四国遍路は大衆に浸透し、江戸では「七福神巡り」なども始まりました。」とある。神聖な地を巡り、祈りをささげ、そのしるし(印)として、印を押していたのだ。集めて回るスタンプラリーを面白いと感じるのは、巡回の証を残したがる我々の習性なのかも。

今やインターネットやケータイを活用したヴァーチャルなものがあったり、スタンプに人気キャラクターを採用したりと、イベント回遊策に定番のコンテンツとして、スタンプラリーも大きく様変わりした。世代を選ばず誰もが楽しめるので、オールターゲットのイベントにも最適。また、集めたあとの特典もポイントで、集客力アップの秘策となる。リアルにしてもヴァーチャルにしても、会場の規模が大きくなればなるほど、すべてのスペースを回ってもらうために有効だ。

シヤチハタは、根強いスタンプラリー人気をうけ、スタンプラリーを応援するべく8月8日を「スタンプラリーの日」と定めている。さらにワンストップソリューションを展開、思い出に残るスタンプラリーを提供するシヤチハタの情報発信サイトを開設。このサイトでは、スタンプラリーの事例紹介や歴史などが分かりやすく説明されている。

(2011年10月12日(水)小松静)

コラム参考:
スタンプラリー研究所
http://www.shachihata.co.jp/stamprally_service/lab/1.html

 

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