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2026年アジア競技大会、愛知県と名古屋市での開催が決定。2017年2月には札幌で冬期アジア競技大会開催(20161003)

9月25日ベトナムのダナンでアジア・オリンピック評議会(OCA)の総会が開かれ、2026年の第20回夏季アジア競技大会の開催都市に、共催で立候補した愛知県と名古屋市が決定した。

名古屋市は88年夏季五輪招致でソウルに敗れており、主要国際総合大会の開催は初めて。

アジア大会は4年に1度開かれる「五輪のアジア版」で、日本での夏季大会は1958年の東京、94年の広島に続く3度目の開催となる。

 

現時点での構想によると会期は2026年9月18日から10月3日までの16日間、愛知を中心に静岡、岐阜県を含めた51会場で36競技が行われる。

メイン会場となるのは名古屋市瑞穂区にあるパロマ瑞穂スタジアムで、現在27000人収容のスタンドを35000人規模とするなどの整備を進めていく計画である。

体操や水泳の会場となるのは名古屋市南区の日本ガイシスポーツプラザ、サッカー会場は豊田市の豊田スタジアム、野球会場は名古屋市東区のナゴヤドームを使用する予定である。

また、移転が計画されている名古屋競馬場(名古屋市港区)の跡地に選手村を建設する計画である。(愛知県公開資料はこちらから)

 

 

第20回アジア競技大会開催構想

 

【大会コンセプト】

1 アスリートファーストの視点

2 既存施設の活用

3 先端技術の駆使

4 伝統と県民・市民性に触れるおもてなし

5 アジア競技大会の開催を誇りに更なるスポーツ文化の普及へ貢献

 

【財政計画】

大会主催者負担経費合計   850億円

内訳 運営経費      440億円

競技会場仮設整備費 110億円

選手村仮設整備費  300億円

 

【競技種目】

・水泳 ・アーチェリー ・陸上競技 ・バトミントン ・ボクシング

・カヌーカヤック ・自転車 ・馬術 ・フェンシング ・サッカー

・ゴルフ ・体操 ・ハンドボール ・ホッケー ・柔道

・近代五輪 ・ボート ・ラグビー ・セーリング ・射撃 ・卓球

・テコンドー ・テニス、ソフトテニス ・トライアスロン ・バレーボール

・ウエイトリフティング ・レスリング ・野球、ソフトボール ・ボウリング

・クリケット ・カバディ ・マーシャルアーツ ・セパタクロー

・スポーツクライミング ・スカッシュ

 

 

また、来年2017年2月に札幌で冬期アジア競技大会の開催が決定しており、5競技11種目が開催予定である。開会式は2月19日に札幌ドームで行われる。(大会HPはこちらから)

 

第8回アジア冬季競技大会(2017/札幌)

 

【開催期間】 2017年2月19日~26日

 

【競技種目】

・スキー/アルペン クロスカントリー ジャンプ フリースタイル スノーボード

・スケート/スピードスケート ショートトラック フィギアスケート

・バイアスロン

・アイスホッケー

・カーリング

 

【主な会場】

フィギアスケート/真駒内公園屋内競技場

スピードスケート/帯広の森屋内スピードスケート場

ジャンプ/札幌市大倉山ジャンプ競技場