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イベントレポート


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交流イベントにはオールブラックスの5選手が参加

ラグビーワールドカップ事前キャンプ地を誘致した柏市の交流事業

昨年、日本で初開催された「ラグビーワールドカップ2019」は、日本代表メンバーが初のベスト8に進出。国内では予想を上回るラグビー熱に沸き、幕を閉じた。
そのラグビーワールドカップで、前回と前々回大会の優勝国であり、世界ランキング1位、今回のラグビーワールドカップの優勝最有力チームとして注目度NO.1だったニュージーランド代表の”オールブラックス”が、事前キャンプ地として選んだ地が、千葉県柏市だ。
市は、この機会を「世界一のチームが選んだ街 柏」として市の魅力を世界へ発信する絶好の機会と捉えるとともに、市民にとってもかけがえのない機会となるよう、事前キャンプ地の決定後から機運醸成を行い、ラグビーイベント開催や選手との市民交流などの実施で盛り上げてきた。柏レイソルの本拠地として、普段はレイソルのチームカラーの”イエロー”である柏が、ラグビーワールド期間中は“ブラック”にカラーチェンジ。世界一のチームが柏を選んでくれたからにはと、柏駅東口には大きなフラッグ、商店街にはオールブラックスの黒のフラッグがはためき、地域をあげて応援。オール柏で”オールブラックス”を歓迎した。
2023年夏季には、女子サッカーのワールドカップの国内開催が計画中。今後も国内では大型スポーツイベント参加チームの合宿やキャンプ招致が盛んになると思われる。
柏市がどのようにチームと地域との交流事業を行い、事前キャンプ地を誘致した最大の効果は何だったのか。柏市の成功事例をレポートする。

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2019年09月10日 ~ 2019年09月14日
県立柏の葉公園総合競技場、柏の葉小学校プール・体育館、三井ガーデンホテル柏の葉


ゲノム解析とライフサイエンス産業ビジネスイベントの特別講演を行った鈴木 穣(東京大学教授)氏

公民学連携で街づくりに挑む柏の葉エリア(千葉県柏市)での住民交流イベント「Kashiwa-no-ha Innovation Fes.2019(柏の葉イノベーションフェス)」

公民学連携で街づくりに挑む柏の葉キャンパス駅を中心とした柏の葉エリアで、東京大学、千葉大学、国立がん研究センター東病院、産業技術総合研究所柏センターなどの全面的な協力を得て、「未来をもっと、オモシロがろう。」というスローガンを掲げた住民交流イベントが、合計10日間、初開催された。イベント内容は、世界で活躍する有識者の知見を学べる講演と、最先端技術を体験できるコンテンツの2つに分けて構成。講演は、ノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章氏をはじめ、宇宙や医療などの分野で世界的に活躍している有識者による講演を展開。体験型コンテンツでは、未来の生活を体験できる「超人スポーツ体験会」「最新モビリティ試乗会」などを用意。アジアの各国料理や飲み物、スイーツなどのフード―カーによるアジアン屋台村も登場した。
柏の葉エリアには、国内有数の学会や国立大学、医療機関、研究機関がある。
その知の基盤を活かしてスマートシティ構想を掲げており、AI/IOTなどの最新テクノロジーを活用した街づくりを進めている。アジア各国のテクノロジーベンチャーが集結するイノベーションアワード「AEA(アジア・アントレプレナーシップ・アワード)の開催地でもあり、イベント期間中の3日間には「AEA2019」も同時に 開催。フェスの講演プログラムでも、「AEA2019」の協賛企業から、各テーマに応じた最新の事例や取り組みに対する特別講演が行われた。本フェスでは、今後もさまざまな分野の講演やトーク等のイベントを継続開催していく意向だ。 (続きを読む…)

2019年10月26日 ~ 2019年11月04日
柏の葉キャンパス駅周辺、柏の葉アクアテラス周辺