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イベントレポート


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半円状の壁に窓が並ぶ大食堂には、曲面にそってマスクが並ぶ

フランス国立ケ・ブランリ美術館所蔵 マスク展

2006年にパリ、セーヌ河岸にオープンしたフランス国立ケ・ブランリ美術館は、建築家ジャン・ヌーヴェルによる設計でも世界の注目を集め、パリの新たな名所として親しまれています。本展覧会は、アフリカ、アジア、オセアニア、アメリカから集められたマスク(仮面)をテーマに開催された、日本国内における同館初の大規模なコレクション展で、マスクを身に着けることによって、人々は自然と向き合い、神や精霊といった目には見えない存在と通じ、物語を演じる表現者となりました。マスクは、肉体と意思をもつ人間と、それを取り巻く世界の境界に位置します。人は動物や精霊や神々、そして物語の登場人物を模(かたど)ったマスクを纏い、時に音楽やリズムとともに踊り、舞い、それと一体化することによって、我とマスク(=他者)という両者の力を併せ持つ存在(‘ハイブリッド’)となって、未知なる時空の扉を開こうとしたのです。それぞれの土地の特質や文化を背景に、人々の様々な願いが反映されたマスクたちは、溢れる想像力に満ちたユニークなかたちや素材、スケール感によって生み出されています。本展は、<今>に伝えられるマスクの生き生きとした魅力を展覧し、その表現の本質に迫ろうとしたものです。 (出品点数:約100点) (続きを読む…)

2015年04月25日 ~ 2015年06月30日
東京都庭園美術館 ( 東京都 > 港区 ) (本館・新館)


ポスター

「うらめしや~、冥途のみやげ展-全生庵・三遊亭圓朝幽霊画コレクションを中心に-」

東京・谷中の全生庵には怪談を得意とした明治の噺家三遊亭圓朝(天保10<1839>-明治33<1900>年)ゆかりの幽霊画50幅が所蔵されている。本展は、この圓朝コレクションを中心として、日本美術史における「うらみ」の表現をたどる。
幽霊には、妖怪と違って、もともと人間でありながら成仏できずに現世に現れるという特徴があります。この展覧会では幽霊画に見られる「怨念」や「心残り」といった人間の底知れぬ感情に注目し、さらに錦絵や近代日本画、能面などに「うらみ」の表現を探ります。
円山応挙、長沢蘆雪、曾我蕭白、浮世絵の歌川国芳、葛飾北斎、近代の河鍋暁斎、月岡芳年、上村松園など、美術史に名をはせた画家たちによる「うらみ」の競演、まさにそれは「冥途の土産」となるでしょう。
なお、本展は当初平成23(2011)年夏に開催を予定しておりましたが、同年3月に発生した東日本大震災の諸影響を鑑み、開催直前にして延期を決定したものです。今回、4年の歳月を経て、思いを新たにしての開催となった。 (続きを読む…)

2015年07月22日 ~ 2015年09月13日


「全国のダムカレー食品サンプル」は写真撮影に大人気

ダムマニア展

今回で3回目を迎える、神奈川県立相模湖交流センターで開催された、ダムマニアによるダムマニアの祭典。ダムを通じて相模湖に親しんでもらう水源地の活性化を目的に実施されている。会場では、ダムマニアが実際に現地に足を運んで撮った写真や、自分でつくったダムの資料等を展示。ダムマニアによる熱いダムトークもあった。また、全国で展開されている、ごはんをダム、カレールーを貯水池に表現したダムカレーの食品サンプルも一同に集めて紹介。現在、連載中のダム×美少女の世界初のダム漫画『ダムマンガ』の著書、井上よしひさ氏による作品「ダムマンガ荒玉女子高ダム部の研究発表」も展示された。今回は夏休みの開催ということもあり、ダムマニアだけでなく、子どもやファミリー層も対象に設定。ダム初心者もダムについての基礎知識が楽しく学べるよう、工夫されていた。 (続きを読む…)

2015年08月04日 ~ 2015年08月16日


Tシャツなどの上に専用ベルトで装着し、送風機で衣類内部の空気を循環送風させる装置。制服を着る警備員や着ぐるみ着用時に重宝する(猛暑対策展)

第1回 猛暑対策展

猛烈な暑さが続く中、熱中症対策グッズや散水システムなど、業務用中心の製品を集めた「猛暑対策展」が初開催された。本展は、ビジネスの活性化を目的とした専門展示会であり、熱中症の予防や暑さによる不快感の解消、作業環境の改善など、猛暑対策に関わるあらゆる分野の製品・サービスが一堂に会する。なお本展は、「生産と設備TOKYO2015」、「メンテナンス・レジリエンスTOKYO2015」、「気象・環境テクノロジー展」、「文化財保存・復元技術展」、「無電柱化推進展」と合同で開催された。

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2015年07月22日 ~ 2015年07月24日


第1章:視覚を刺激する -絵画的表現-

「動く、光る、目がまわる!キネティック・アート」

機械じかけで動いたり、光ったり、目がまわるような錯覚をもたらしたり・・・私たちの感覚に直に訴えかけてくる実験的な世界「動く芸術」キネティック・アート。終戦後、進歩する科学技術を芸術に取り入れようとする気運のなか、1950年代後半から60年代にかけて、ヨーロッパを中心に盛んに制作され、その多くは幾何学的な形や線をもとにしている。作品の角度や視点の移動によって思いがけない見え方があらわれるので誰もが楽しめ、見る人と作品の相互の関わりを鮮やかに浮かび上がらせます。この展覧会は、ジョセフ・アルバース、ブルーノ・ムナーリなど先駆的な作家も紹介しながら、主にイタリアで活躍した作家たちの作品を通して、キネティック・アートをふりかえります。ほぼ半世紀前に未来を夢見たこれらの作品からはレトロな雰囲気が感じられる一方、現在のメディア・アートに通じる先鋭的な感覚を見出すこともできるでしょう。 (続きを読む…)

2015年07月04日 ~ 2015年09月06日


アニメのタペストリーで囲まれた会場は、まるでキャラクターグッズイベントのようで子供たちの興味がかき立てられる。

極小怪物、襲来!ミリ単位の化け物、大集合!「ミクロモンスター展」

「ミリ単位の化け物、大集合!」「極小怪物、襲来。」と銘打ち、身近な海に潜んでいる数ミリ程度の大きさであるウミホタルやウミクワガタといった「微小甲殻類」を展示。
これらの生物を”ミクロモンスター”と名付けてキャラクター性を持たせ、顕微鏡で見ないと分からないその生態や特徴を通常の「生きものの展示」のほか、オリジナルイラストによる「キャラクターパネル展」、「デジタルカメラによる観察」といった多角的なアプローチによって紹介する。 (続きを読む…)

2015年05月16日 ~ 2015年07月12日
横浜・八景島シーパラダイス ( 神奈川県 > 横浜市 )アクアミュージアム1F「ジンベエホール」


本展の目玉となる漁樵の間に飾られた青森ねぶた。流派の異なる4人のねぶた師の共演は本邦初

「和のあかり×百段階段」展 ~日本の祭り、12のあかり~

昭和初期を代表する126枚の日本画に囲まれた百段階段の7つの色彩空間を舞台に、「日本の祭りのあかり」「和紙のあかり」「草木のあかり」など日本人が愛してきた12のあかりを灯し、幻想的な景色を展開する。釘一本打てない有形文化財・百段階段に展示された青森ねぶたをはじめ、約500個の江戸風鈴のライトアップ、部屋いっぱいに飾られた可愛らしい金魚ちょうちんなど、息を呑む迫力と風情ある日本の美意識に間近で触れることができる。また、百段階段で実施される企画展では初となる、「全時間帯・写真撮影可能」とする試みも話題を集めている。

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2015年07月03日 ~ 2015年08月09日
目黒雅叙園 百段階段 ( 東京都 > 目黒区 )東京都指定有形文化財


建物側面のガラス部分、目の高さに展示会の案内があり、分かりやすかった

「シネマブックの秘かな愉しみ」

120年になろうとする映画の歴史―その誕生の瞬間から、書物は映画とともにあった。映画はそれまでの諸芸術やテクノロジーを貪欲に吸収し、あらゆる人々に開かれた大衆性を持ったことで、20世紀以降の文化をリードするとともに数えきれないほどの言葉と書物を生み出した。《映画》と《映画の本》は、離れられない運命的な仲といえるだろう。国内最大の映画専門図書室を擁するフィルムセンターでは、こうした映画の書物をめぐる展覧会を開催。映画史を知るための基本文献、明治・大正期の貴重書や無声映画時代の“映画文庫”、豪華な大型本・愛らしい豆本、こども向けの本や優れたデザインの書籍、映画という職業をめぐる本まで、映画史と寄り添って脈々と生み出され、さまざまな魅力を放つ日本の映画書を一堂に集めて展示。ゲストを迎えた連続講座も交えて、書物という切り口から、映画という豊穣な知の体系に触れられる絶好の機会となるだろう。 (続きを読む…)

2015年04月14日 ~ 2015年08月02日


入り口から会場内を見ると広い空間にポスターが展示されていた

「現代演劇ポスター展 -演劇の記憶、時代の記憶、都市の記憶-」

3周年の渋谷ヒカリエ ヒカリエホールにて、ポスターハリス・カンパニーの所蔵する2万点にも上る現代演劇ポスターコレクションから、1960年代後半のアングラ演劇全盛の時代から、70年代、80年代の演劇ブーム、静かな演劇など、現在までの現代演劇のポスター約300点を選び展覧いたします。60年代後半、劇団の旗印として登場し時代を挑発したアングラ演劇のポスターから、70年代を経て時代の流れともに劇団やそのポスターはどう変化したのか? 過去の演劇ポスターは、公演が終了すれば、その後なかなか見る機会がありません。時代の記憶装置として,また演劇そのものを活性化するツールとしてポスターの可能性を再認識する。渋谷の街と演劇・劇場はきっても切り離せない。シアターコクーン、パルコ劇場、青山劇場・青山円形劇場、東急シアターオーブ…古くは金王八幡宮で実施されたテント公演も。演劇の記憶、美術の記憶、時代の記憶、劇場の記憶、都市の記憶を振り返る。

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2015年05月01日 ~ 2015年05月06日


出品作家1名につき2作品ずつ展示

一枚マンガのクールジャパン展―日本の良さ再発見!?

国内外で活躍する漫画家・イラストレーターが「クールジャパン」をテーマに描き下ろした60作品を展示し、ユーモアと批判精神あふれる「一枚マンガ」の魅力を発信。クール(COOL)は、「かっこいい」「洗練された」というポジティブな意味と、「冷たい」「冷淡な」というネガティブな意味を併せ持つ。海外ではアニメやマンガ、アイドルなど、若者を魅了する日本独自の文化が称賛される一方、国内では若者が将来に希望を持ちにくいさまざまな現実を抱えている。そのような両面性を持つ「今の日本=クールジャパン」を、30人の漫画家・イラストレーターが独自の視点で描き下ろした。奥深い「一枚マンガ」の 世界を楽しむことができる。併せて、日本新聞博物館が所蔵する明治・大正期の新聞漫画も展示。会期中の4月26日には、漫画家による似顔絵プレゼントイベントを実施した。
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2015年04月04日 ~ 2015年06月14日


バナナアート実演。バナナ彫刻家 山田恵輔氏のパフォーマンス

「バナナがアート!バナナでアート?」

果物といえば、「バナナ!」と1、2番目に出てくるくらいバナナは身近な果物ですが、実は99.9%以上が輸入をされているもので、輸入果物の約6割を占めている。そんな身近な食べ物であるバナナをテーマに「バナナがアート!バナナでアート?」を開催し、バナナに彫刻をほどこしアート作品にしてしまう山田恵輔氏の作品から、バナナの生産風景や日本にバナナが輸入されるまでの過程を、さまざまな角度からご紹介します。会期中には、実際に山田氏をお招きしバナナ彫刻のパフォーマンスを行ったり、食の大切さや楽しさを通して、生きていく力を育む食育プログラムのイベントを開催しました。 (続きを読む…)

2015年04月29日 ~ 2015年05月03日


会場展示ブースの様子

デザインフェスタvol.41

プロ・アマチュア問わず、「自由に表現出来る場」を提供するアートイベントとして1994年から始まった、オリジナルであれば審査なしで誰でも参加ができる、今年で21年、通算41回目を迎える一大アートの祭典。毎年、春と秋の2回開催されている。会場では、年齢や国籍・ジャンル・スタイルを問わず、12,000人のアーティストのありとあらゆる表現に出会うことができる。作品審査がないため、偶然見つかる“掘り出し物”や人との出会いを求めて、今年は2日間で59,000人が来場した。アート作品や雑貨、アーティスト、ライブパフォーマンスやグルメなどとの交流を通じて、新しい出会いの輪を広げていくためのアートイベントとなっている。また、開催20周年を機に、昨年から、“夏のデザインフェスタ”と称し、小学生アーティストから社会人学生、留学生まで、年齢・国籍・ジャンルを問わず、学生を対象とした新たなアートイベント「學展」を立ち上げた(※今年は8月8日・9日開催)。「デザインフェスタ」の原点となるイベントとして、学生だからこそできる表現や、純粋な作品の数々を見ることができる。 (続きを読む…)

2015年05月16日 ~ 2015年05月17日
東京ビッグサイト ( 東京都 > 江東区 )東京ビッグサイト西ホール全館、屋外展示場


クリエーターと一般の参加者が力を合わせてつくり上げた「家康用スーパーデコYOROIスペシャル!」は存在感抜群

戦意喪失!スーパーヨロイ展

徳川家康の没後400年を記念し、駿府城跡に隣接する静岡市クリエーター支援センターで行われた、家康と鎧をテーマにした展覧会。2010年に同会場で行われた「東海道工作展」に参加した9人のクリエーターが、闘う者の戦意を失くす「カワイイ」「フシギ」「?」な鎧を各自創作、展示する。また、会場の中央に展示された、ボランティアの一般参加者と共につくった高さ2.5mの巨大な「家康用スーパーデコYOROIスペシャル!」も圧巻。本展は、ユニークな中に平和へのメッセージを感じさせる、クリエーターそれぞれの発想力、表現力を体感できて実に刺激的。本展に参加したアーティストが出演するライブイベントも開催され、盛況を博した。

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2015年04月11日 ~ 2015年06月20日


入口から来場者を引き付けるかわいさ満点の演出に釘付け

特別展「ぴちょぴちょカワイイ展~ぴちょカワ展~」

「胸キュンするくらいカワイイ!」「キラキラキレイでカワイイ!」「ほんわか癒されてカワイイ!」など、さまざまな「カワイイ」生き物を紹介する特別展。会場はテーマを持った3つの空間に分かれ、雑貨やアクセサリー、インテリアなどを使ってそれぞれ異なる世界観を演出し、その中で「カワイイ」生き物を展示していく。カワイイ生き物とその表情を引き出すこだわりの演出が相まって、通常の水族館にはないインパクトとエンターテインメント性を感じる展示となっている。

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2015年03月07日 ~ 2024年04月16日
サンシャインシティ  ( 東京都 > 豊島区 )ワールドインポートマートビル・屋上


出来上がった作品はどれも個性的

Familiar × Qusamura –  植物のあたらしい可能性 ワークショップ「~あたらしいサボテンをつくろう~」

“いい顔してる植物”がコンセプトの植物屋「叢 – Qusamura」による「接ぎ木」の展示。接ぎ木とは、2つの異なる植物をつなぎあわせたもの。今回はそのなかでも、想像を超えた大きさや形になったものなど、規格外のおもしろさを感じさせるものばかり100点を集めた。展示スペースの奥では、4月4日、5月4日・5日に子ども向けのワークショップを開催。サボテンのオブジェなどを創作している陶芸家藤川稔氏の指導のもと、接ぎ木をモチーフにした土台に陶土を貼りつけたり模様をつけたりして、空想上のサボテン(接ぎ木)づくりを行った。 (続きを読む…)

2015年04月04日 ~ 2015年05月05日
ファミリア銀座本店 (  )ファミリア銀座本店 1階 イベントスペース「CUBiE」(キュービー)


本物の土器をさわるように来場者に声かけして対応してくれる

横浜発掘物語2015―君も今日から考古学者!

横浜市内では、これまで2,316の遺跡が見つかっており、古くは約30,000年前から人が生活していたことが分かっている。旧石器時代から近代まで市内の発掘調査によって見つかったいろいろなモノ(=横浜市の考古学の成果である考古資料)を通して、横浜30,000年の歴史を感じ、また全時代を通じて横浜市の遺跡発掘の成果を見ることができる内容となっている。春は小学校6年生の児童が多数来館することから、小学校高学年に見てもらえる展示を目的として企画し、今後この時期に恒例化したいと考えている。小学生に考古学や発掘調査に興味を持ってもらえるように、通常ではまずさわることができない、実物の縄文土器や石器(※石器は休日のみ)を自分の手に取って間近で観察するコーナーを設置するとともに、「火起こし」、「親子向け展示解説」と「土器の重さ当てクイズ」など、休日に親子で見学することができる関連企画も充実している。

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2015年04月04日 ~ 2015年05月24日


簡単に自然と共生したウォーターガーデンがつくれる、ビオガーデンプロポンプの設置例

エクステリア・エキシビション(EXE)2015

エクステリア業界関係者および一般ユーザーに向けて、家まわりと庭まわりの最新情報を提供する国内最大級のエクステリア総合展示会。第10回を迎える今回のテーマは、「最高の贅沢は、我が家の庭です。」。住宅・公共・店舗エクステリアを扱うメーカーが多数出展し、エクステリア&ガーデンの価値と認知度を高め、業界の発展に貢献できる展示会をめざしている。

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2015年04月10日 ~ 2015年04月11日


フィリピンのモンテンルパ収容所でアメリカ軍から支給されたPW用の作業服

企画展 未公開資料展 -帰国にまつわる資料を中心にー

終戦時、兵士・戦後強制抑留者・引揚者の「帰国」にスポットを当てた企画展。南方の捕虜収容所で帰国を待つ兵士たちが綴った雑誌や、抑留者の留守家族が帰国を促進するために起こした運動に関する書類など、常設展やこれまでの企画展では公開していない貴重な資料を展示。併せて、過去の企画展の中から、終了後も展示を望む声が多かった、「星輝中学校」をはじめとする満州(現・中国東北部)の学校に関する資料を再度展示する。

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2015年02月14日 ~ 2015年04月19日
平和祈念展示資料館 ( 東京都 > 新宿区 )企画展示コーナー


「大アマゾン展」の中核をなす「第2章大河アマゾン」のコーナーでは、アマゾン流域の景観を再現した大型ジオラマが設置されている。

大アマゾン展 THE GREAT AMAZON

「ついに、冒険の時が来た。」をキャッチフレーズに、3月14日(土)から6月14日(土)までの3カ月間にわたって開催されている過去最大級規模のアマゾン展。アマゾン川流域に生息する生物の多様性にスポットを当て、アマゾンを総合的に紹介している。アマゾン地域が成立する以前に生息していた翼竜、魚類、昆虫や植物の化石から、現世のオオアナコンダやアルマジロ、ミユビナマケモノの剥製、アマゾン固有種であるアマゾンカワイルカの全身骨格、水草やピラニアの生体展示、美しい鳥の羽がついた先住民の頭飾りなど、約400点もの貴重な資料が展示されている。 (続きを読む…)

2015年03月14日 ~ 2015年06月14日
国立科学博物館 ( 東京都 > 台東区 )国立科学博物館


猿の上半身と生鮭を組み合わせてつくった人魚のミイラは、ヨーロッパにも輸出され話題をさらった

企画展示「大ニセモノ博覧会-贋造と模倣の文化史―」

私たちの日常生活では、お金をもうけるためだけの「食品偽装」や「ニセブランド」など、他人を騙す「ニセモノ」の話題に事欠かない。しかし本来、「ニセモノ」と「ホンモノ」は非常に微妙な関係にあり、「明と暗」「黒と白」といった単純なわけ方ができない場合もたくさんある。

「ニセモノ」は、暮らしの中で重要な役割を持ち、さまざまな歴史を持っている。また、「ニセモノ」が「ホンモノ」を乗り越え、文化的な創造性を発揮することもある。さらに、博物館でつくられる研究目的の「ニセモノ」は、「ホンモノ」よりもむしろ研究価値が高い場合さえある。

この企画展示では、「ホンモノ」に対する「ニセモノ」を単に展示するのではなく、「ニセモノ」と「ホンモノ」の複雑な関係が、時代や社会背景によってどのような原理で振幅してきたのかを明らかにする。

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2015年03月10日 ~ 2015年05月06日
国立歴史民族博物館 (  )国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B


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