元気に歩こう日本！　東日本大震災復興祈念をテーマに 「スーパー65プラス 未来都市 MAKUHARI ウオーク」

2011年11月16日（水）、17日（木）、両日7:00〜14:00まで、幕張メッセおよび周辺地域にて、65歳以上の元気な高齢者を対象としたウオーキング大会「スーパー65プラス 未来都市MAKUHARI ウオーク」が開催される。65歳以上限定のウオーキング大会は、世界でも初めての試み。現在参加者募集中だ。

参加登録費は事前登録1,500円（当日は2,000円）だが、未就学児と被災者は無料。東日本大震災の被災地復興支援に協力するため、今回は有料事前登録参加者1人当たり500円が日本赤十字社を通じて義援金として、直接被災者に届けられるという。

ウオーキングコースは様々に設けられており、自分の体力と体調に応じて、各日１コースを選択して参加することができる。コースに設定された稲毛海浜公園や谷津公園は、「房総の魅力500選」に入る千葉県の名所で、この季節、自然にふれながら歩くには最適の場所。そのほか「人に優しい」まちづくりを掲げる“未来都市MAKUHARI（幕張）”周辺地域を、特別参加のオリンピアンズ（オリンピックに参加した選手たち）と一緒に巡る。コースの一部には地震による液状化で被災地となった東京湾岸の地域もあり、みなで東日本大震災の復興を願いながら励まし合ってゴールを目指すという趣旨だ。

＜ ウォーキングコース　＞

今大会は、すべての元気な65歳以上を対象とする総合イベント「エキスポS65（下記参照）」の一環として開催されるもの。3万人の来場者を見込んでいるビッグイベントだ。世界に先駆けて超高齢化社会に突入した日本では、健康寿命を延ばすことが喫緊の課題になっており、手軽にできるウオーキングをみんなで行なうことで、健康への意識を高める入り口にする。実際、ウオーキングによって日常生活動作が改善したり生活の質が向上したりするだけでなく、高齢者に特有の生活習慣病や、老年病の予防・改善に有効であることが多くの研究によって確認されているという。日々の自己管理も大切だが、こうしたイベントは、現役を引退した人たちにとって普段できないコミュニケーションが広がり、健康へのよりよいエッセンスにもなるため、社会的意義も大きいだろう。

「エキスポS65（スーパー65プラス）」は、元気な65歳以上の素敵なシニアライフを実現し、社会全体に活力を還元することを目的とし、活力のある日本型超高齢社会に向けて、シニアとシニア、シニアと企業をダイレクトに結びつけていくとしている。ウオーキング大会のほかには、幕張メッセにて65歳からの素敵なライフスタイル・フェアやカンファレンス等も、11月15日（火）〜17日（木）の３日間実施される。第１回目のテーマは“ふれる”。65歳以上の世代は幼い頃から自分の手で触り、目で確かめ、耳で聞きながらコミュニケーションを取ってきた。その記憶には、常に“ふれる”に伴う実感があることから、「さわれる・えらべる・つながれる」をキーワードに、出展者・参加者ともに100％満足できるまったく新しいタイプのライフスタイル・フェアを展開していくという。2011年の初回出展社には、2016年まで出展料を値上げしないなどの特典あり。

「S65＋ 未来都市MAKUHARI ウオーク」 開催概要

問い合わせ先

■スーパー65プラス（未来都市MAKUHARI ウオーク）事務局
Tel:03-3591-2702
Mail:information@super65plus.jp
URL:http://www.super65plus.jp

■NPO法人千葉県ウオーキング協会
Tel:043-255-0141