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コラム・特集

「新元号改元にもとづくイベント、キャンペーン」(190401)

2019年5月1日の新元号移行に伴って、様々な業種において改元に結びつけたイベントやキャンペーンが予定されており、それらの例をいくつか紹介する。
今回の改元は“新元号おめでとう”的な雰囲気のものが多く、記念的や祝福ムードを演出するものが多いようである。4月1日の新元号発表の1日でも数多くの「最速」イベントがみられた。5月1日にはさらに多くの「カウントダウン」「最速」あるいは「その日限定」といったイベントやキャンペーンが企画されると思われる。

改元が行われるのは5月1日で、やはりレジャー産業のホテル業や旅行業界にこうした企画が多い。
特に皇室とゆかりのあるプリンスホテルは、各施設で様々なプランを用意していることが目立つ。グループホテルのグランドプリンスホテル高輪他6ホテルでは、平成から新元号へ切り替わる午前0時に「1組限定挙式プラン」を用意している。
ロープーウェイを備えている「富良野プリンスホテル」「箱根 駒ケ岳ロープーウェイ」ではロープーウェイ上でのご来光イベントを予定してる、またサンシャイン60では「平成最後のカウントダウン&祝!新元号初のご来光!!」とし4月30日から5月1日にかけて展望台でのご来光イベントを予定しており、新年を迎える初日の出イベントのような雰囲気を呈している。

(株)日本旅行では新元号への改元の瞬間を夜汽車で!と称し「サロンカーなにわで行く出雲への旅」等を企画している。
SBSツアーズは皇室にゆかりのある寺社仏閣を巡り、平成最後の4月30日と新元号最初の5月1日に両日のご朱印がいただけるツアーを企画している。
イモトのWiFiで知られるエクスコムゴローバル(株)は新元号を世界で一番早く迎えられる「キリバス共和国」旅行が当たるプロジェクトを行う。

菓子メーカーの(株)ユーハイムが新元号発表後すぐにパリ在住の書道家が書き下ろした新元号入りのバウムクーヘンをその日のうちに販売する。
カルビー(株)は新元号改元を記念した新商品「新元号最初のポテトチップスうすしお味」を新元号に改元される5月1日から全国のローソンで数量限定発売する。
バルセロナ発祥のアート・キャンディ・ショップ「パパブブレ」は新元号発表の直後に約90分で世界一早い新元号入り商品を企画・製作し東京大丸店と青山店で販売する。

刃物メーカーの貝印(株)は「関孫六」シリーズ三徳包丁の刃の部分に新元号をあしらった特別記念モデルを限定100丁発売する。                                                        新宿高島屋は4月1日新元号発表後、改元を記念した「改元箸」を受注販売。1膳の箸の1本ずつに新元号2文字を1字ずつ入れるというもの。4月1日から5月31日まで注文を受け付ける。

エンターテイメント業界でも動きが見られる。
GLAYが5月からスタートするツアータイトルに新元号を取り入れた、「GLAYTOUR2019-SURVIVAL令和」を実施。また、新曲「元号」を4月26日より配信している。
ゴールデンボンバーは4月1日の新元号発表に合わせ、同日中に新元号ソングの製作模様を生配信する。また、新作のCDに発表された新元号を挿入する。

その他にも銀座和光では4月1日新元号発表にあわせ「新元号書」を和光のウインドウに展示する。
日本コカ・コーラは新元号発表直後に新元号デザインのコカ・コーラを新橋駅前で2000本限定配布イベントを実施。

◆4月1日 新元号発表に伴うイベント等
ユーハイム 新元号発表直後に「新元号バウムクーヘン」発売
papabubble /パパブブレ 新元号発表直後に世界一早いオリジナル新元号キャンディ販売
和光 新元号発表にあわせ直後に「新元号の書」を和光のウインドウに展示
日本コカ・コーラ 新元号発表直後に新元号デザインのコカ・コーラを新橋駅前で2000本限定配布イベントを実施。
ゴールデンボンバー 新元号発表の当日中に、新元号ソングの製作と配信