HOME >  コラム・特集 >  コラム >  「NY情報」 < Vol.65 > (21/08/02)
コラム・特集

「NY情報」 < Vol.65 > (21/08/02)

【イベント】

●没入型インタフェース「スーパーリアル」
1921年建設の歴史的建造物をイベント会場に、プロジェクション・マッピング技術とアートを融合したイベント。1万2000スクエアフィートのスペースにビル群、水中、雷雨、花畑などの映像を次々と投影する。5つのテーマを45分間展開しそれぞれ異なる物語を紡ぐ。現実と超現実のデジタル・ドリームの体験。最先端のデジタル技術を駆使して空間を演出するカナダのマルチメディア・スタジオ「モーメント・ファクトリー」が手がけた。3歳以上の来場者はマスク着用が必須、館内では6フィートのソーシャルディスタンシングを奨励。入場は時間予約制。(9月15日まで)
詳細はこちらから。

●ガバナーズ・アイランドでキャンプ体験
遠出をしなくても、マンハッタンの近場でバケーション気分が味わえるキャンプ。マンハッタンからフェリーで8分のガバナーズ・アイランドはもともと軍事施設があった場所だが、現在では5月から9月にかけて一般に開放される、人気の季節限定スポットとなっている。島の「コレクティブ・ガバナーズ・アイランド」では「グランピング」が体験できる。ここでは、これまでのテントを張ったキャンプではなく、清潔で快適なキャンプが楽しめるのが売りだ。3つの部屋のタイプがあり、水洗トイレ、温水を備えた専用バスルームの完備、プライベートテラス、自由の女神の景色を臨む専用テラス、エアコン、Wi-Fi完備。朝食は宿泊費に込みなどホテルのよう設備が整っている。敷地内には、アルコールや軽食を提供する「サンセット・テラス」、フェリー乗り場近くにはオイスター・バー、フード・ベンダーなどもある。
詳細はこちらから。

●演劇「シェイクスピア・イン・ザ・パーク」が復活
夏の風物詩、セントラル・パークのデラコルテ劇場での人気演劇「シェイクスピア・イン・ザ・パーク」。コロナ禍で昨年は上演されなかったが今年は復活。シェイクスピアの「ウィンザーの陽気な女房たち」の物語をサウスハーレムの西アフリカ系移民のコミュニティに設定に変えて、「Merry Wives」の題目で上演。例年チケットを入手するのがとっても困難なことでも有名なイベントだ。インターネット時代以前は炎天下の中、整理券を入手するために早朝から並んで手に入れたが、今年からオンライン形式の抽選「Goldstar App」を導入。毎週火、金曜日に翌週分のチケットの応募を行う。先着順で当選する当日券もあり、各上演日の正午から指定の電話番号にテキストで申し込む。劇場内の座席は、新型コロナウイルスの予防接種を終えた人のみが入場できる「フル・キャパシティ・エリア」と接種をしてない人の「ソーシャルディスタンス」が取られる2つのエリアに分かれていて、「フル・キャパシティ」のエリアへの入場の際はワクチン接種証明書の提示が求められる。無料イベントだかチケットが必要。(9月18日(土)まで)
詳細はこちらから。