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コラム・特集

「NY情報」 < Vol.73 > (21/09/27)

【イベント】

●多用な音楽ジャンルの背景を検証「1980~1986年のミュージック展」NY市立博物館で開催
1970年~80年代にかけてNYは全米でも最も犯罪率の高い地域だった。そんな時代を背景に1980年代初頭、NYはコミュニティ主導の音楽ルネッサンスを経験した。その結果、音楽と文化の歴史において最も影響力のあるもののひとつとして、創造性とジャンルを超えたパフォーマンスの時代が生まれ、それをコミュニティが主導して「音楽ルネッサンス」が誕生した。
(パンク、ヒップホップ、サルサ、ジャズと多様な音楽が繁栄し現在のポップカルチャーに影響を与えた)
マドンナからラン・ディーエムシー、トーキング・ヘッズ、ジョンゾーンまで、さまざまなミュージシャンがビデオ映像や写真等、約350点が取り上げられている。
また会場では有料内蔵ヘッドホンを用意しており、必要に応じてコード付きヘッドホンを持参して、付属のプラグに挿入することもできる。
入場は時間予約制で、最低1回のワクチン接種証明と身分証明の掲示と、2歳以上の来場者はマスク着用が必須。
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●「Broadway in Bryant Park」無料の野外ミュージカル
2020年の3月からの長い休演を経て今年9月から再開したブリードウエイのミュージカル。マンハッタンのブライアント・パークで9月23日0:00pm~2pmまで、「ブロードウェイ・イン・ブライアント・パーク」開かれた。人気のミュージカルが無料で見られるとあって大人気の無料イベント。
「アラジン」、「シカゴ」、「ライオン・キング」、「オペラ座の怪人」などの11演目を上演した。
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●「ヴィーガン・フード・フェスティバル」
ヴィーガンとは肉や魚の他、卵や乳製品、ハチミツを含む動物性食品をいっさい食べない「完全菜食主義者」のこと。NYにはヴィーガン・レストランもあり、ヴィーガン主義者の人も多い。マンハッタンのイースト・リバーのランドールズ・アイランドでのヴィーガン・フードと飲み物のフェスティバル「Vegandale Festival」が9月15日に開催された。NYだけではなく、ヴィーガンの盛んなカリフォルニアやコロラド、オレゴンなどから200店以上のフードのベンダーが集結。ライブDJ、ゲームなどのイベントもあった。
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●ジャーマン・アメリカン・シュトイベン・パレード
様々な民族の移民からなる街、NYでは様々な民族のパレードが行われる。NYにはドイツからの移民が多い。1957年から始まったドイツ系アメリカ人の伝統や文化、そしてフレンドシップを祝うパレード「German American Steuben Parade」が9月18日5番街で行われた。パレードは、ドイツの伝統的な半ズボンの民族衣装を着たドイツの伝統音楽のマーチングバンドやカーニバルの衣装をまとったグループらが5番街をパレードした。(無料)
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●全米のスミソニアン博物館等が終日無料の日「Museum Day」
スミソニアン・マガジン主催。 全米のスミソニアン博物館と参加のミュージアムの入館料が終日無料となる「ミュージアム・デー」が9月18日に行われ、NY市内12ヵ所のミュージアムが入場無料となった。スミソニアン・マガジン主催。 無料の入館チケットは公式サイトから行きたいミュージアムを選び、氏名、メールアドレスを入力、2人分の入館チケットを入手できる。
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