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コラム・特集

「NY情報」 < Vol.108 > (22/06/20)

【イベント】 ●「着物スタイル:ジョンC.ウェーバー・コレクション」 メトロポリタン美術館で「KIMOMO STYLE」と題した展覧会が開催されている。 本展では、江戸時代後期(1615-1868)から20世紀初頭にかけての着物の変貌をたどり、T字型の衣服を現代の日本女性のライフスタイルに合わせた展覧会で、著名なジョン・C・ウェーバー・コレクションの日本美術作品が展示され、着物と西洋のファッションの相互の芸術的交流を探求し、コスチューム研究のコレクションや西洋の衣服、絵画、版画、装飾的な美術品と一緒に60以上の着物を紹介。 (来年2月20日まで。入場料:大人$25、シニア$17、学生$12*NY州在住者および学生の入場料は任意) 詳細はこちらから。

●「小津を超えて:松竹スタジオの隠された宝石」 NY近代美術館で松竹映画の中からレアな26作品が4K修復で上映されている。 1920年に設立された松竹蒲田撮影所は、西洋の映画制作方法(トレーニングインスティテュート、スターシステム、スタジオキャンパス)を採用し、西洋のストーリーテリングのテクニック(クローズアップ、フラッシュバック、パンニングショット、ディゾルブ、モンタージュ編集)を独特の日本的なものにした。上映は1979年作・篠田正浩監督の「夜叉ヶ池」の上映で6月16日にスタートし7月7日の1939年作・監督:島津保郎監督の「兄とその妹」でフィナーレを迎える。 (鑑賞料:大人$12、シニア$10学生$8、16歳以下無料) 詳細はこちらから。