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経済産業省、商業施設内の遊戯施設の安全に関するガイドラインを策定

経済産業省では、商業施設事業者に対して自社の施設内に設置された遊戯施設の安全対策に万全を期すことを期待して「商業施設内の遊戯施設の安全に関するガイドライン」を策定した。

近年、商業施設内の遊戯施設において骨折等の消費者事故等が発生していることを踏まえ、平成27年8月、消費者委員会から経済産業大臣等に対して、商業施設内の遊戯施設における消費者安全に関して建議が行われた。
そこで、事故情報の収集及び活用等に関し、検討会を開催し、この度、商業施設内の遊戯施設の安全に関するガイドラインを策定した。(平成28年6月3日 報道発表)

本ガイドラインでは、商業施設事業者が、①遊戯施設を設計・設置・運営する場合、②遊戯施設をサービスとして提供するテナントと契約する場合、③臨時に遊戯施設の設置・運営を委託するイベント会社、リース会社等と契約する場合、のそれぞれにおいて取り組むことが望ましい事項を示している。

上記検討会の委員は以下の通り。(敬称略)
小坂邊 晃(株式会社 イオンファンタジー 総務グループ品質施設管理マネジャー)
河野 康子(全国消費者団体連合会 事務局長)
仲  綾子(東洋大学ライフデザイン学部 准教授)
西田 佳史(産業技術総合研究所人工知能研究センター・首席研究員)
山本 敬一(三井不動産株式会社 商業施設本部 商業施設運用部 資産管理・環境推進グループ 統括)
唯根 妙子(公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会理事)

商業施設内の遊戯施設に関わる業務の有無に関わらず、多くのイベント関係者に一読をお願いするものである。

★本件に関する詳細(報道資料、ガイドライン)はこちらからご覧下さい。

★本件に関連するコラム「イベントの現場における安全対策について」もこの機会にこちらからご覧ください。(2015年7月公開記事)