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カンフアレンスステージは大盛況。当日申し込みの立ち見の人も

現在、高度成長期に造られた道路や橋、水道などの社会インフラの老朽化が進んでいる状況がある。そこで、社会資本の老朽化対策をテーマに、インフラ維持管理者と企業や技術者とのビジネスマッチングを目的とした展示会が東京ビッグサイトで初開催された。ドローン展やハイウェイテクノフェアなど、すでに、インフラ維持管理も目的となる展示会は開催されてきているが、“社会インフラ”を大きなテーマに掲げ、インフラを維持管理する自治体や企業と、効率的なメンテナンス技術や工法を提案する企業のマッチングを目的に開催されたイベントは初となる。IoT、AI、ドローンを活用した技術やノウハウを、ゼネコン、建設コンサルタント、保守・点検・補修、ICT、電機など、インフラメンテナンスに関連する100を超える企業や機関が出展。カンファレンスでは地方公共団体や専門家が多数、登壇し、自治体の老朽化対策、新しいビジネスモデル、インテリジェント・インフラ、コンセッション事例など、多彩なプログラムのカンファレンスも実施。公共インフラの老朽化対策の最新技術・ノウハウから、IoT、AI、ドローンを活用したインテリジェント・インフラまで、幅広くインフラメンテナンスの最前線を紹介した。新しい時代に向けて、今後は、インフラをどのように守り、使っていくのか、社会全体で取り組むことが求められている。本展は、開催20回を迎える環境総合展「エコプロ2018」や、「第3回ナノセルロース展」、移動の未来をテーマにしたイベント「TRAN/SUM」と同時開催し、合計で約16万人が来場した。次回は、2019年12月上旬に東京ビッグサイト南展示ホールで開催予定だ。

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2018年12月06日 ~ 2018年12月08日
東京ビッグサイト 東ホール

国産初の自動式電気釜(昭和30年/東京芝浦電気)

特別展 明治150年記念「日本を変えた千の技術博」

明治改元から150年となる2018年の10月から、新たに年号が変わる2019年の3月にかけて、時代が転換する機会に合わせ、日本を大きく変えていった150年の科学・技術の成果にフォーカスした特別展が国立科学博物館で長期開催されている。日本各地の大学・研究機関や企業などから、600を超える点数の貴重な科学・技術の遺産が、一堂に集結。「重要文化財」や、「化学遺産」「機械遺産」「情報処理技術遺産」「でんきの礎」「未来技術遺産」に認定された約50点の資料も揃う。150年を記念する展示として、国立科学博物館が所蔵する日本で初めて音を記録し、再生した「蘇言(そごん)機」や、エジソンが明治天皇に献上した「エジソン クラスM」も特別公開されている。
展示品は、にきびとり美顔水から、国産初の自動式電気釜、電気冷蔵庫、ブルドーザー、スポーツカー、携帯電話の前身となるショルダーホンからAIBOまで。“技術博”と括られているが、150年の私たちの身近な暮らしの変遷が絵巻図のように分かる特別展だ。
展示品とともに、世界に誇る科学・技術をつくり出した人物やエピソードも分かりやすく紹介。当時の世相や時代の流れも見て取れる。時間をかけ、展示品に見入る来場者が多い様子だが、家族で来ても楽しめそうだ。

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2018年10月30日 ~ 2019年03月03日
国立科学博物館


夜の文化交流館。境内から「神田大明神祭礼絵図」が眺められる (c)川澄・小林研二写真事務所

伝統を継承し、新たな文化を創出する文化・精神・価値の文化交流・発信拠点として、「神田明神文化交流館『EDOCCO』オープン」

約1300年の歴史をもち、神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内地区の氏神さまである神田明神は、「伝統と革新」をコンセプトに、伝統を継承し、新たな文化を創出する文化・精神・価値の文化交流・発信拠点として、神田明神文化交流館「EDOCCO(えどっこ)」を開業した。建物は地下1階地上4階建て。神札授与所のほか、物販・飲食スペース(「EDOCCO SHOP -IKI IKI-」・「EDOCCO CAFE -MASU MASU-」)、多目的ホール(「神田明神ホール」)、貴賓室(「EDOCCO LOUNGE」)、日本文化体験スペース(「EDOCCO STUDIO」)の5フロアで構成されている。
ホワイエだけでなく、デッキと一体となって使用することができる最大着席約400名、スタンディング約700名収容の「神田明神ホール」は、商売繁昌や良縁成就の神様に見守られながら、セミナー、講演、各種式典、製品発表会などに利用が可能。“ジャパンカルチャー”の発信地として、ライブ・コンサートを中心としたエンターテインメント空間としても利用ができるイベントホールとなる。日本の古典芸能、着物や食などの伝統文化の体験ができる「EDOCCO STUDIO」は、日本文化体験施設であり、外国人観光客に向けて国際交流も図る場となる。神道体験・日本文化体験を組み合わせることで、MICEやユニークベニューの場としての文化交流も期待されている。  (c)ナカサ&パートナーズ 河野政人

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2018年12月15日
神田明神文化交流館「EDOCCO」オープン


散華

世界遺産の奈良市興福寺で300年ぶりの落慶法要「興福寺中金堂落慶法要」

世界遺産である興福寺で、約300年ぶりに伽藍の中心的建物である中金堂が再建され、10月7日から11日までの5日間にわたり、中金堂再建を祝う落慶法要が行われた。再建された中金堂は、東西37メートル、南北23メートル、高さ21メートルで、法要は午前10時から12時ごろまで。初日の興福寺による奉告(ぶこく)法要には約3,000人の参列者らが集い、完成を祝った。観世流の浅見真州さんによる祝いの能や華道家元・池坊の池坊専好さんの献花、武者小路千家の千宗屋さんの献茶のほか、僧侶が唱える声明に合わせて、中金堂や隣接する五重塔の屋根からハスの花びらをかたどった色とりどりの紙片の散華が行われ、多川俊映貫首が本尊に向かって完成を諸仏に告げる「奉告文」を読み上げた。8日は、西国三十三所札所会、9日は南都諸大寺、10日は比叡山延暦寺による法要が続き、11日に興福寺による法要で結願。各日とも夜には、中金堂再建落慶記念として、興福寺中金堂前庭でバイオリニストやシンガーソングライターによるコンサートや見仏トークなどの関連行事も行われている。一般拝観が始まった10月20日から11月11日までは、中金堂をライトアップ。音楽に合わせて次々に変わる光で中金堂を照らし、夜間の特別拝観も実施された。総工費約60憶円かけて再建された巨大木造建築の落慶法要は、どのように営まれたのか。5日間の落慶法要の次第とともにレポートする。

 

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2018年10月07日 ~ 2018年10月11日
興福寺中金堂


大田区大森西エリアにオープン「マチノマ大森」

ものづくりイベントを随時開催し、地域コミュニティーを育む商業施設「マチノマ大森」オープン

大田区大森西エリアに「マチノマ大森」がグランドオープンした。場所は都心にも近い大田区の住宅地で人口は多いが、最も近い最寄り駅が徒歩10分の大森町で、近くを通るJR京浜東北線の蒲田駅と大森駅からはちょうど中間地点に位置するため両駅を利用しにくい。そんな立地に三菱商事都市開発が手掛けたこの商業施設は、従来のショッピングセンターにはない特徴をいくつか備えている。

1)計画段階より大田区と連携し、ハード面では保育所や地域防災倉庫の設置、ソフトコンテンツでは大田区のものづくりや物産の情報発信拠点として機能する

2)コミュニティースペース「マチノマノマ」を創設。子育て世代からシニアまで、地域住民が交流できるスペースの提供と各種イベントの企画運営を行う

3)スーパーマーケット「ライフ」をメインに、医療・ペットショップなど生活に欠かせないサービスを提供するテナントが集結している

インタビューはオープンから2週間後だったが、早くも顧客からの反響に手ごたえを感じているという担当者に、この施設が実現するまでの経緯と企画意図をきいた。

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2018年11月01日


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