ヒューリックホール東京、大塚家具新宿オフィス『CIRQ』などの事例にみる、イベント会場スペース需給の最新事情
五輪を2年後に控え、首都圏では大型ホール/イベントスペースの不足が引き続き問題となっている。そんな状況下で、従来の施設をイベントスペースにリニューアルする2つのニュースがあった。
TKP、大塚家具の新宿ショールームをイベントホールとして運営受託
株式会社ティーケーピーは、大塚家具新宿ショール^む8階をイベントホールの新ブランド『SIRQ(シルク)新宿』として3月に運営を開始した。TKPでは全国規模で多様な会議室・スペースを提供しているが、新施設は大型イベント需要にも応えられる楽屋・控室などの設備も付帯した仕様となっている。
有楽町の映画館跡に「ヒューリックホール東京」が7月に開業
ヒューリック株式会社は旧「TOHOシネマズ日劇」を貸しホール「ヒューリックホール東京」として7月に新規開業する。駅からすぐの「有楽町マリオン」内にある1000人規模の劇場型ホールはエンタテインメントはもちろん、企業イベント需要にも対応可能だ。
今回は両施設へのインタビュー取材などから見えてきた、首都圏のイベントホール需要の見通し、最新のイベント事情をレポートする。
ヒューリックホール東京、他