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イベントレポート


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「生きものになれる展」の入場口

講談社の人気図鑑が仕掛けた「MOVE 生きものになれる展 -動く図鑑の世界にとびこもう!-」@日本科学未来館

なったらわかる、いろんなこと。~「生きものになれる展」では、堅いダンゴムシの殻を被って丸くなり、敵の攻撃から身を守ったり、バシリスクのように水の上をスピーディーに走ったり、ペンギンになって氷の上を滑ったりする。生きもの特有の姿や習性が生き抜くために役立っていることを、楽しみながら身を持って実感できる体験展示は、講談社の大ヒット図鑑「MOVE(ムーブ)」のコンテンツを、同書のコンセプトである「驚き」を追求してリアルに創り上げた。会場各所に迫力ある写真が満載の図鑑のページそのままのパネルを展示し、知識も深めることができる。“動く図鑑”の世界を体験するテーマゾーンのほか、生きものの特徴的な部位を‟ギア“として装着し身体の進化の不思議を学ぶ「生きものギア・センター」、うんちやおならの臭いがするユニークな展示や求愛行動を学べる「巨大図鑑」など、見どころが盛りだくさん。子どもはもちろん、大人も楽しめる“エデュテインメント”は、今トレンドの「体験型イベント」に新たなフォーマットを提示している。 (続きを読む…)

2017年11月29日 ~ 2018年04月08日


ロケットから家庭の耐震補強まで、部品を作る会社

“モノづくりのまち” 東京都大田区を歩いて、見て、体験する!第7回「おおたオープンファクトリー」

多摩川の下流に位置する東京都大田区は、日本有数の“モノづくりのまち”だ。区内の工場数は3500(2014年時点)で、都内で最大を誇っている。2012年から始まった「おおたオープンファクトリー」第7回が8日間にわたって開催された。

メインは11月25日(土)と12月2日(土)で、両日合計で64社が工場などに自由に出入りし見学できる「オープンファクトリー」を実施。子ども向けの加工体験や実験、ゲームなどを提供しているところもあるが、「レーザーで超微細な穴をあけた金属板」「衣類やふとんにも、建材にもなるナノファイバー」「3秒で鉄を真っ赤に加熱」など、機械や製品そのものを見るだけでも面白く、日ごろモノづくりにさほど関心がない人でも楽しめる内容だった。

地元の中小企業にとっては人的リソースが限られたなかでこのようなイベントに参加することは決して容易ではないなかで、運営側や参加企業が地道に成果を積み重ねてきたイベントだ。最近は大田区の毎年のイベントとして定着し来場者も増えてきたようなので、今後さらに波及効果が広がるのを期待したい。 (続きを読む…)

2017年11月25日 ~ 2017年12月02日
大田区産業プラザ PiO ( 東京都 > 大田区 )大田区内 下丸子・武蔵新田・京浜島・城南島などの町工場や工場アパートが参加


「お客様感謝祭」特設会場の入口

JR東日本発足30周年で各種イベントを開催。そのなかから11/25・26の「お客さま感謝祭」をレポート

1987年に旧国鉄が民営化され、JR各社が発足してから今年で30周年。JR東日本では2017年初頭より各種の記念イベント、記念事業を実施してきた。

同社の対象エリアは関東から甲信越・東北まで幅広いが、その各所で「JR30年の歩み」と題したパネル展や、「エキコン」などを開催。これには地域の人とともに30周年を祝おうという想いが感じられた。また、従来から定期的に開催している鉄道ファン向けサービスや旅行ツアーに「JR東日本発足30周年記念」として特別な演出をしたものもあった。

また、今までにない試みも実施された。そのひとつが『お客さま感謝祭』だ。ビル開発、観光、飲食、ベンダーなどのJR東日本グループ関連各社が文字通りお客様への感謝を込めて結集した。駅やJR関連施設ではないサンシャインシティでの開催というのも異例だ。「各地で人気の駅そばやB-1グランプリグルメが結集」「おみやげグランプリ受賞作品販売」などの特別なコンテンツに注目が集まり、主催者予想の倍の動員数となった。こうした魅力的なコンテンツの蓄積は、「民営化30年」の賜物といえるだろう。 (続きを読む…)

2017年11月25日 ~ 2017年11月26日
サンシャインシティ  ( 東京都 > 豊島区 )文化会館 展示ホールB


イベントコーナー「日本と世界の国際文化交流5」。留学生による箏合奏

東京タワー文化フェスティバルⅡ

東京タワーから、世界と日本の文化交流の新たな機会を創出していく文化発信を目的とした「東京タワー文化フェスティバルⅡ」が東京タワーのタワーホールと展望台会場で開催された。音楽・美術・スポーツなどにおける、日本と世界の伝統から今、さらに、先端が発見できるフェスティバルとして、演奏や展示、体験コーナー、講演など、さまざまなプログラムを展開。2回目を迎えた今回は、「日本と世界の国際交流」プログラムも実施。ウズベキスタンダンスやチリダンスを披露したほか、日本の民族楽器である箏とドイラやカウベルといった世界の民族楽器との演奏コラボもあった。高さ150メートルの展望台会場では「club333展望台コンサート」を展開。尺八や箏、カンテレなどの伝統楽器、ピアノ、ビオラなど現代の楽器の演奏、ミュージカルソングのライブを実施し、「TOKYO TOWER TV」で生配信された。本フェスティバルは、「Beyond 2020プログラム」として承認されており、今後、2020年の東京オリンピック大会に向けて継続開催される予定だ。

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2017年11月11日 ~ 2017年11月12日
東京タワーホール、東京タワー大展望台club333


ラストは出演者全員で手をつないだ

「1000 Days to Go!」月間イベント 東京2020参画プログラム「文化オリンピアードナイト」

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、「1000 Days to Go!」月間中となる11月26日(日)、東京駅の行幸通りにて、東京2020参画プログラム「文化オリンピアードナイド」を開催した。会場となった舞台は、歴史的建造物でもある東京駅舎の中央口から皇居に続く行幸通り中央帯の特設ステージ。オールジャパンで、今後、展開されていくことになるオリピック・パラリンピックの文化プログラム(文化オリンピア―ド)を盛り上げるきっかけとし、2020年4月から9月に全国で実施予定の「東京2020 Nipponフェスティバル」に向けての期待感を高めるべく、日本を代表する象徴的な場所で一夜限りの文化イベントを行った。イベントは、演出家の宮本亜門さん、歌舞伎俳優の市川海老蔵さんらによる文化プログラムをテーマにしたトークセッション「Tokyo2020 DIALOGUE」と、コンサート「Tokyo 2020 All JAPAN CONCERT」の二部構成。コンサートは、東京ニューシティ管弦楽団の演奏に、バイオリン演奏の宮本笑里さん、ソプラノ歌手の森谷真理さん、ミュージシャンのMIYAVIさん、高校生ゴスペルシンガーの鈴木瑛美子さんなどがコラボし、福島県立福島明成高等学校と宮城県石巻好文館高等学校の生徒も出演。サプライズゲストには人気デュオの「ゆず」が登場。被災地もつなぐ贅沢な音楽の共演で観客を楽しませた。

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2017年11月26日
東京駅前 行幸通り


ハチ公前のトークセッション「J-WAVE「WITH」番組公開収録には渋谷区長の長谷部 健氏も登場

2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展(超福祉展)

11月7日から13日までの1週間、渋谷を舞台に、障害を抱えた人や高齢者、LGBTなどのマイノリティ、福祉そのものに対する「意識のバリア」を超えるための新しいアイデアやデザイン、テクノロジーの福祉機器や開発者を紹介する「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展(超福祉展)」が開催された。従来の福祉の枠に収まらない最新の テクノロジー展示や、超福祉社会の実現をみんなで考えるシンポジウム等を実施する本展は、渋谷ヒカリエをメイン会場に、昨年からハチ公前広場など、渋谷の街なかにもサテライト会場を展開。「ちがいを探しに、街へ出よう!」がテーマとなった今年は、さらにサテライト会場を広げ、渋谷キャスト、ケアコミュニティ・原宿の丘や渋谷駅13出口地下広場など、9会場でさまざまなコンテンツを実施。最新モビリティに 乗って渋谷の街なかを巡るツアーもあった。ハチ公前広場には、渋谷区長の長谷部 健氏もトークセッションに登場。みずほ銀行渋谷支店や人気ファッションビル「SHIPS」、アウトドアショップの「モンベル」でも「超福祉展」とのコラボを実現し、銀行の支店内でVR技術を活用した超福祉体験ができたり(事前予約制)、ショップのディスプレイに福祉機器の最新モビリティが展示されたり、日常的な場で福祉を見せる場を拡大している。「超福祉展」は、2020年まで継続開催の予定。東京オリンピック・パラリンピック開催年に、“超福祉”が日常となっていることを目指している。

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2017年11月07日 ~ 2017年11月13日
【メイン会場】渋谷ヒカリエ「8/」【サテライト会場】渋谷キャスト、ケアコミュニティ・原宿の丘、渋谷駅13番出口地下広場、ハチ公前広場、みずほ銀行渋谷支店、SHIPS渋谷店、モンベル渋谷店、Fab Café Tokyo


XのポーズをとるYOSHIKIさんとパラアスリート

東京2020パラリンピックカウントダウンイベント「みんなのTokyo 2020 1000 Days to Go!」

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下、東京2020組織委員会)は、東京都と共催で、東京2020パラリンピック競技大会まで1000日目の節目となる11月29日(水)、東京スカイツリータウンでカウントダウンイベントを開催した。セレモニーには、スペシャルゲストにミュージシャンのYOSHIKIさんが参加。ゲストのパラアスリートは、水泳の一ノ瀬メイさん(リオデジャネイロ2016大会出場)、陸上競技の髙桑早生さん(ロンドン2012大会、リオデジャネイロ2016大会出場)、バドミントンの豊田まみ子さん、車いすバスケットボールの古澤拓也さん、柔道の正木健人さん(ロンドン2012大会 金メダル、リオデジャネイロ2016大会 銅メダル)が登場した。東京スカイツリーの点灯式では、ステージ中央に用意された巨大ボールに、小池百合子東京都知事やミュージシャンのYOSHIKIさんらが一斉にタッチをすると、東京スカイツリーがパラリンピックのシンボル「スリーアギトス」のカラーである赤、青、緑の3色にライトアップ。壇上で、小池百合子知事は、「パラリンピックの成功なくして東京大会の成功はない。オリンピック・パラリンピック大会を成功させていきたい」と挨拶。YOSHIKIさんは、「パラリンピックの選手が困難を乗り越えて、自分を信じて限界に挑戦する姿は本当に感動するし、自分も力になれれば」と語った。アンドリュー・パーソンズ国際パラリンピック委員会会長の映像メッセージも流れたパラリンピック関連イベント初の夜のセレモニーは、祝祭感のあるものとなった。
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2017年11月29日
スカイアリーナほか東京スカイツリータウンⓇ各所(ソラミ坂ひろば、ソラマチひろば、ハナミ坂ひろば、スカイツリー入口、5階連絡ブリッジ、スペース634、東1階エントランス)