ニコニコ町会議 in 山形県・高畠町 たかはた夏まつり
インターネット動画サービス「ニコニコ動画」によるユーザーへの感謝イベント「ニコニコ超会議」は10万人を動員する一大イベント。その地方出張版として2012年から始まったのが「ニコニコ町(ちょう)会議 全国ツアー」だ。今年は会場数を2倍に増やし、全国500近くの市町村のユーザーリクエストから選ばれた10市町村で開催中(1会場は中止)。「ニコニコ町会議」は単独イベントではなく、地元の祭と併催されることが最大の特徴だ。「たかはた夏まつり ~青竹ちょうちんまつり~」と併催された山形高畠町の会議をレポートする。
サンダーバード博 ~世紀の特撮が描くボクらの未来~
1965年に100年後となる2065年の未来を舞台にイギリスで誕生した、SF特撮作品「サンダーバード」。その記念すべき50周年となる2015年を前に開催された企画展。最先端の科学技術で開発されたスーパーメカを駆使して、世界各地で発生した事故・災害の危機に直面した人々を「国際救助隊」が救済するストーリーと、人形劇とは思えぬリアルさとデザインは今なお世界中の人々を魅了し、日本でも1966年のTV放送以降、何度も再放送されている。本展では本邦初の3D映像や、スーパーメカの展示、レスキュー体験ができる参加体験型展示のほか、「サンダーバード」に描かれた未来と比較する形で、現在の日本の先端科学技術も紹介。初回放送を見た中高年層から、子ども連れの家族まで楽しめる内容をレポートする。
「怪談の夕べ」~プロジェクションマッピング「四谷怪談」~
夏の風物詩である怪談をお寺で聴き、涼しさを体感してもらうイベント「怪談の夕べ」の新企画。「四谷怪談」にゆかりのある江東区の寺を舞台に、プロの役者と演奏者によるライブ劇を上演。さらに、江戸時代に流行した「写し絵」を最新のプロジェクションマッピングで再現するという大胆な演出を盛り込み、情感あふれる日本の怪談の世界を表現した。地域資源を活用した地域観光プログラムとしても注目される。
マリーンズ・ベースボールトラベラー powered by リクルートテクノロジーズ
日本球界初の全方位からの3Dプロジェクションマッピング。6台の高輝度プロジェクターを使い、内野フィールド・外野看板・立方体オブジェの3カ所へ映像の投影を行い、360度どこから見ても楽しめる感動体験を提供した。千葉ロッテマリーンズの集客イベントであるとともに、リクルートグループの次世代の広告媒体としての可能性を検証する目的で行われ、今後のビジネス運用も期待される。
バイクの日スマイル・オン2013「8月19日はバイクの日」
8月19日は「バイクの日」。バイク事故を減らすため、政府・交通対策本部が「819(バイク)」の語呂合わせで制定した日に、二輪車の安全運転の普及とバイクの魅力を知ってもらうため開催された主要イベント。バイク展示やトライアルバイクのデモンストレーション、トークショーのほか、今年は、さらにスケールアップして、スタントマンによる事故現場再現や警視庁女性白バイ隊による模範走行も実演。新米ライダーであるフィギュアスケート金メダリスト荒川静香さんもゲストに登場し、女性のバイクファン獲得にも努めた。
ICCキッズ・プログラム 2013 もの みる うごく AR美術館 赤松正行+ARARTプロジェクト
毎年、夏に開催される「ICCキッズ・プログラム」は今年、「もの みる うごく AR美術館」を開催。これは情報科学芸術大学院大学(IAMAS)教授の赤松正行氏が中心になって開発し、表現研究を行っているモバイルARシステム「ARART」をもとにAR技術を体験できる作品によって構成される展覧会である。貸し出された携帯端末を展示してある絵画やイラスト、写真にかざすと、画面に映っているものが動き出したり、音楽が流れるなどさまざまな変化を体感することができる。携帯端末を持つだけで、コンピューターや映像の先端的技術が使われている作品を、気軽に楽しめる展示となっている。 (続きを読む…)
なぞともCafe
ナムコが新規事業として開設した期間限定の“謎ときポータルスタジオ”。全国の謎解きイベント情報を集めたポータルサイト「なぞとも」をリアル化し、カフェを併設した店舗に、テーマや難易度が異なる謎解きゲームを6つの“ミッションキューブ”で展開する。「コンテンツが選べる」「予約不要」「コンパクトな体験時間」「低価格」というこれまでにないシステムによって、若い女性をメインに初心者でも気軽に楽しめる謎解き体験を提供。謎解きゲームのさらなる普及を目指している。
第24回英国科学実験講座 クリスマス・レクチャー2013 現代の錬金術師 東京会場
英国で180年以上の歴史を持つ子ども向け科学実験講座を日本で再現。世界的に著名な科学者を講師に迎え、ユニークな実験やデモンストレーションを通して、最先端の科学をわかりやすく紹介している。毎年さまざまなテーマで行われ、今回は「化学」をテーマに、ケンブリッジ大学のピーター・ウォザーズ博士を「現代の錬金術師」になぞらえ、炎や水、空気に秘められた化学の世界を紹介。五感に訴える実験や大がかりな装置を使った実験で元素の働きや特性を解き明かした。
千石船東廻り航路文化交流事業
江戸時代に活躍した千石船を復元した「みちのく丸」で太平洋岸5都県8港を周航し、千石船の文化を伝えるとともに、震災復興へ取り組む被災地を励まそうという大掛かりなプロジェクト。船内見学会や「展帆(てんぱん)」などを開催、船に掲げた横断幕へ復興を応援するメッセージを書き込んでもらいながら周航し、最終寄港地の東京・有明埠頭での記念式典では、寄港地の首長から受け取った復興へかけるメッセージを復興大臣へ届けた。
特別展 マンモス「YUKA」シベリアの永久凍土から現れた少女マンモス
2010年、シベリアの永久凍土から絶滅した1頭のマンモスが発掘された。39,000年前のメス(10歳)で、驚くべきことに四肢や長い鼻などがほぼ完全な状態で残っていた。その少女マンモス「ユカ」を冷凍保存のまま、世界に先駆けて一般公開する。展示イベントを主催する読売新聞の担当者にもインタビューを実施した。
生誕80周年記念「藤子・F・不二雄展」
「ドラえもん」をはじめ、「パーマン」「オバケのQ太郎」など、世界中から愛され続ける「まんが」を数多く生み出したまんが家、藤子・F・不二雄の生誕80周年を記念した特別展。東京タワーの展望台やイベントスペースを会場に、貴重な原画や日本初となる室内型の4Dプロジェクションマッピングなどにより、46年にも及ぶまんが家生活で約270タイトルの作品を生み出し、約5万枚の原稿を描き続けた藤子・F・不二雄の世界が体感できる。「つなぐ、未来へ」というコンセプトのもと、子どもの頃にその作品に触れて大人になった人たちから、次世代の子どもたちまで、幅広い世代が楽しめる見どころ満載の企画展。
アクアサマーフェスタ2013
アクアシティお台場に、ゲーム・アニメなどのキャラクターが集合する夏休みイベント。「モンスターハンター」に登場する巨大モンスターの展示をはじめ、人気アニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のキービジュアルとなる秘密基地の再現。そして、過去の映画作品のポスター展示や夏祭りを行う「ポケモンセンターなつまつり in アクアシティお台場」、今夏公開されるフジテレビの映画3作品をテーマにした「ママトコ×フジテレビサマームービーパーク」を実施。また、夏限定のオフィシャルショップ「なめこ夏ランド」もオープンする。 (続きを読む…)
ドックヤード・プロジェクションマッピング
今年で開業20周年を迎える横浜ランドマークタワーの記念イベント。国重要文化財に指定されているドックヤードガーデンの船型の石壁に沿って、屋外では日本初となる“180度体感型プロジェクションマッピング”を実施。記念すべき第1弾の上映作品は「YOKOHAMA ODYSSEY(ヨコハマ オデッセイ)」と題し、横浜の開港時代から現代、そして未来に至る、横浜・みなとみらいの街の歴史観をストーリー仕立てで描き出す。 (続きを読む…)
MURASAKI SPORTS PRESENTS 湘南OPEN2013
プロサーフィン大会をはじめプロボディボード大会、プロスケートボード大会、さらには音楽ライブやフラ、ビーチヨガ、フードコートなど盛りだくさんのコンテンツが詰まったイベント。神奈川県藤沢市・鵠沼海岸を舞台に、サーフィン愛好者だけでなく、広く一般の人に気軽に参加してもらえる新しいタイプのサマービーチフェスを目指している。 (続きを読む…)
中学生のための情報番組制作ワークショップ
練馬区教育委員会が社会教育事業として実施している、メディアリテラシーの習得と情報番組制作の理解を深める職業体験を目的としたワークショップ。区内の日本大学藝術学部放送学科の施設・設備を使って、中学生が企画・取材・編集・スタジオ収録をすべて自分たちで行い、番組を制作する。大学生が協力して中学生をサポート、世代間交流の場にもなっている。
アンサンブルズ・パレード/すみだ川音楽解放区
「隅田川」を取り巻く環境が、アートを通じて一層向上することを目指し、2009年から80年間長期的かつ継続的に取り組む「すみだ川アートプロジェクト」のメインイベント。約300名の参加者がプロやアマチュアの垣根を越えて、子どもから大人まで一緒に演奏し、隅田川に浮かぶ船や隅田川テラス、墨田と浅草のまちなかをパレードしながら、思い思いの音楽と表現を奏でた。今年は、パレードの仕掛け人である大友良英さんが、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を手掛けていることもあり、劇版を担当した「あまちゃんスペシャルビッグバンド」がオープニングパレードに登場。すっかりお馴染みとなった朝のオープニングテーマなどを賑やかに演奏した。
ショッカープロジェクト第3弾 「ショッカーの秘密基地」
仮面ライダーの永遠の宿敵、秘密結社「ショッカー」による「ショッカープロジェクト」第3弾。品川に完成した「秘密基地」の内部を公開するという形で実施されたウォークスルー型アトラクションで、夏にぴったりの冷やりとできる仕掛けが多数盛り込まれている。品川プリンスホテルを会場に、ショッカーが登場してのイルカショーやショッカーをイメージしたブッフェなども同時に開催。
「リサとガスパール タウン」オープン
フランス生まれの絵本「リサとガスパール」をモチーフにした世界初のテーマパークが、世界遺産登録で賑わう富士山麓に誕生。1/25サイズのエッフェル塔や焼きたてのパンを販売するカフェなど、絵本の舞台となるパリの街並みをリアルに再現。無料エリアでありながら、子どもから大人まで楽しめる質の高い空間を提供している。隣接するハイランドリゾート ホテル&スパには、「リサとガスパール」をテーマにした客室やレストランも開設し、宿泊とセットにした利用も提案する。
「J-WORLD TOKYO」グランドオープン
バンダイナムコホールディングスがグループ各社のノウハウを結集し、「ジャンプ」作品の世界観で遊べるテーマパーク。“共感型エンターテインメント”をコンセプトに、大ヒット作「ONE PIECE」「NARUTO-ナルト-」「ドラゴンボール」のアトラクションをはじめ、食、グッズに至るまで、まるごと「ジャンプ」を体感できるエンターテインメント空間を創出した。1~3階の吹き抜けを活用し、「ジャンプ」作品ならではのスケール感も実現。
鎌ケ谷スタジアム「鎌スタ☆プール」オープン
北海道日本ハムファイターズのファーム本拠地、鎌ケ谷スタジアムの外野スタンドに日本球界初の常設プールが誕生。恒例の「鎌スタ☆祭2013」に合わせてお披露目され、涼を求める大勢の家族連れでにぎわった。ファミリー層を呼び込もうと、同スタジアムではこれまでも、地域密着のイベントを多数開催、球場内に畑や砂浜を作るなど、ファーム本拠地では異例の取り組みを進めてきた。プール開設で、誰もが楽しめる“ボールパーク”作りのさらなる推進を目指す。