東京国際アニメフェア2013
アニメの振興と発展を目的にスタートし、今年で12回目を迎えた世界最大級のアニメの祭典。 異業種間での交流の場や、海外とのビジネスの懸け橋となっているビジネスデーと 、一般来場者にアニメーションの楽しさを知ってもらうためのパブリックデーから構成されている。「鉄腕アトム」のテレビ放映開始から50周年、テレビアニメ50周年の今年は様々な特別企画を開催。4日間で昨年の98,923人を上回る105,170人が来場した。
《ガチャピン創世記》プロジェクト「ガチャピン・ルーツ展 in お台場」
「beポンキッキーズ」放送40周年記念事業である《ガチャピン創世記》プロジェクトの一環。世界三大恐竜博物館の一つである、福井県立恐竜博物館の研究調査に基づくガチャピンの進化の過程を展示するほか、ガチャピンの進化をイメージしたモデルや同館所蔵のステゴサウルスの全身骨格を紹介している。キャラクターのリアリティを追求することで、生命の進化へ対する子どもたちの好奇心を喚起、長寿キャラ・番組の活性化を狙った。
夜の展望台からの脱出 in六本木ヒルズ
京都のフリーペーパーを発行している会社が、イベント企画の一つとして打ち出した「リアル脱出ゲーム」。現在では、日本だけでなく、海外での公演も開催。京都や原宿、台湾などに常設のイベントスペースを設け、3月7日には渋谷でも「アジトオブスクラップ 渋谷ナゾビル」をオープンした。2012年に開かれた全国ZEPPツアーでは3万人を動員するなど、今最も話題のイベントの一つだ。本作は、六本木ヒルズの展望台での開催というのがウリ。発売直後にチケットが完売し、6日間分の追加公演も行った。「リアル脱出ゲーム」が東京で開催されるのは12回目で、今回は約8,500人を動員した。
「マダム・タッソー東京」オープン
世界で人気の体験型アトラクションの14番目の施設が東京・お台場にグランドオープン。歴史上の偉人から世界のリーダー、スポーツ選手、ミュージシャン、ハリウッドスターなど、国内外のセレブをモデルに61体の等身大フィギュアを展示。日本人フィギュアは18体登場した。「最高のセレブ体験」を謳い、仕切りを作らずに、触ったり、撮影したりが自由。合わせて、ゲームやタッチパネルなどを使用した、インタラクティブ展示に特徴がある。臨場感たっぷりの会場造作・演出も見ものだ。
LUXA 憧れ企業の社食ツアープレゼント「日本HP社食ツアー」
高級タイムセールスサイト「LUXA」を運営するルクサが仕掛ける、会員向け超人気プレゼント企画の第5弾。日本ヒューレット・パッカード(HP)本社ビルの巨大食堂でのランチと顧客向け社内見学ツアーをセットにして、豪華プレゼント付きで提供。20名枠に6,219人が応募するという反響を呼んだ。主催者・企業・会員の3者に“win‐win‐win”のメリットがある点が成功のポイント。
きゃりーぱみゅぱみゅーじあむ
「HARAJUKU」のアイコン、きゃりーぱみゅぱみゅの歴代衣装を集めた初の大型展覧会。メガヒット曲「つけまつける」「ファッションモンスター」の衣装や紅白歌合戦で話題になった巨大衣装、その世界を彩るステージセットなどを大公開し、幅広いファン層の注目を集めている。衣装が際立つように展示会場にコントラストを演出し、会場構成に合わせたストーリーを創作。来場者がきゃりーになれる「着る」展示や、巨大リボン付きの本人音声ガイド、会場に隠された4つの記号集めなど、衣装への注目を高める様々な仕掛けを施している。
日経メッセ 街づくり・店づくり総合展
次世代の店舗や街づくりに関する最新の製品・サービスを集めたアジア最大級の展示会で、今年から総称を改めてよりコミュニティーを意識した見本市へとリニューアルした。商空間デザイン・建材・照明・流通情報システム・NFC・セキュリティ・フランチャイズビジネスの全7専門展を同時開催し、1,279社・3,640小間が集結。4日間で242,353人が来場した。省エネ・防災関連、スマートデバイスを活用した商材が拡大したことが、今回の大きな特徴。
インタースタイル (ボードカルチャー&ファッション展示会) INTERSTYLE february 2013
サーフ・スケート・スノーのボードカルチャーと、アウトドア・自転車およびセレクト系のファッションなどを中心とした、ライフスタイル全般に関わるビジネス展示会。有意義な商談会とコミュニティーの形成・活性化を目的とし、毎年2回開催している。 (続きを読む…)
TPAM in Yokohama 2013
ディレクターやプロデューサーをはじめ、キュレーター、プログラマー、ファシリテーターなど、あらゆる職業形態で活動する舞台芸術のプロフェッショナルの相互コミュニケーション、ネットワーク作りを促進するための国際的プラットフォーム。1995年に「芸術見本市(Tokyo Performing Arts Market)」としてスタート。「見本市=Market」の名の通り、舞台芸術作品の流通促進を目的としていたが、2005 年から同時代的舞台芸術に取り組むプロフェッショナルのネットワーキングに、より重点を置くような形になっている。2011年からは会場を横浜に移転。「TPAM」の「M」を「Market」から「Meeting」と改めて再出発。横浜の多様な文化施設を舞台に、「ショーイング・プログラム」「ネットワーキング・プログラム」を通し、情報交換、相互学習、議論、交流を行うための場を提供している。
ジャパン アミューズメント エキスポ2013
店頭でまだ稼動していない最新のマシンやプライズなど、51社・約1,000アイテムを体感できる国内最大級の「遊び」の展示会。今回は従来の「アミューズメントマシンショー」と「アミューズメントエキスポ」を統合した初の統合開催で、初日を業界関係者向け、2日目を一般のゲームファン向けとした。ゲームセンターなどでおなじみのビデオゲームマシンやシミュレーションマシン、プライズマシン、フォトシール機、メダルゲーム機など様々なジャンルの最新機器が多数出展され、入場料のみで展示機器を無料でプレイ可能。2日間の動員数は計20,580人、16日の一般来場者数は11,153人。
ワンダーフェスティバル2013[冬]
年始と夏期に開催される日本最大級のガレージキットの祭典。最近では、ガレージキットを中心に、中古トイ、コスチュームプレイ、映像企画のプレゼンテーションなど幅広く展開。“日本最大の総合オタクイベント”と称され、来場者数4万人を超える人気イベントへと成長を遂げた。また、新進ガレージキット作家の育成と繁栄を目的に誕生したワンフェス公式レーベル「ワンダーショウケース(WSC)」で紹介される、ピックアップアーティストにも注目が集まっている。 (続きを読む…)
第5回恵比寿映像祭 パブリック⇄ダイアリー
年に一度、15日間にわたり、展示、上映、ライブ、パフォーマンス、トークイベントなどを複合的に行うアートの国際映像フェスティバル。毎回一つのテーマのもと作品やプログラムを展開するのが特長的。今年は「パブリック⇄ダイアリー」をテーマに、メディア技術や情報システムの変転によって「公」と「私」の 境界がせめぎ合う現代における、表現や映像メディアの可能性と課題について考える。 (続きを読む…)
体感型ディナーショー!「バイオハザード・ホラーナイト」
「バイオハザード」初の公式レストラン、「BIOHAZARD CAFE&GRILL S.T.A.R.S.」を舞台にした「体感型」のディナーショー。音響や照明を駆使した演出、プロのキャスト陣の起用、サプライズが連続するストーリー展開、客席の参加が求められるシチュエーションなど、様々な仕掛けが客をサバイバルホラーの世界へ引き入れる。最新のプロジェクション・マッピングの使用も注目だ。
アニメ化40周年 ルパン三世展
アニメ化40周年を機に、原作コミックとアニメーションの両面から「ルパン三世」の魅力に迫る、初の本格的な展覧会。原作者モンキー・パンチ氏の原画・原稿、アニメの設定画・セル画・秘蔵資料など約400点を大公開。7番目の開催地となった佐倉会場では、最新TVスペシャルの資料を新たに加えるとともに、モンキー・パンチ氏と佐倉市のゆかりを示す展示も合わせて紹介し、リピーターも満足できる内容となっている。
東京オートサロン2013
カスタム(改造)カーの展示をするだけではなく、近年は自動車メーカーが新作を発表するなど自動車ファンから注目を集めている。他にも各種パーツの展示販売や、レーシングマシンのデモランを実施。さらに、ライブステージやキャンペーンガールの撮影会など、コアな自動車ファン以外も楽しめるイベントに成長している。今回で31周年目を迎え、展示面積、展示車両数において過去最大規模の開催となった。
帰ってきた 寺山修司
寺山修司没後30年を機に、多彩な創作活動の原点となった10~20代の資料約500点を紹介。初出品を含む書簡約150点を一堂に展示したほか、近年発見された中学時代の文芸誌「白鳥」や高校時代のガリ版刷りの句集などの貴重資料を交え、“ことばのひと-寺山修司”を再検証する。有料展示に加え、館内の至る所に寺山文学に親しんでもらえる仕掛けを施し、10代の子どもたちにその魅力を発信している。
ガーナ バレンタイン 手づくりステーション
バレンタイン直前の3連休に開催された、ロッテのチョコレート「ガーナ」のプロモーションイベント。女子中高生の“夢活”応援スポット、JOL原宿を会場に、プロのフードコーディネーターに教わりながら気軽に楽しく“手づくりチョコ体験”ができる場を提供し、女の子たちへガーナからの「手づくりバレンタイン応援メッセージ」を強く発信した。
東京ミッドタウンのお正月2013
2008年の「年賀状をデザインする〜私の自慢の年賀状展〜」から始まる、東京ミッドタウン恒例のお正月イベント。本年度は昨年も人気を博した「凧」に加え、2013年の干支である巳=へびをコラボレーションし、様ざまな展示を行っている。古来から縁起のよいものとして知られるへびを、お正月の風物詩・凧に見立てた「ゆめ百連凧」をメインに、館内には宮城・福島県をはじめ、全国50種類の伝統的かつ貴重な凧を紹介。また、初詣のおみくじを意識した占い「LUCKY!SNAKY PATH(ラッキースネーキーパス)」など、遊び心ある展示も行う。
ねらわれた戴冠式~たちあがれ!街の勇者たち~
イクスピアリが「ミステリーナイト」(イーピン企画の登録商標)のクリエイター陣とコラボして開催した初の参加型冒険推理イベント。中世の王国を舞台に、参加者自身が「旅の勇者」となって、プロの役者が演じる芝居や施設に隠されたヒントをもとに、事件の謎を解明する。施設の世界観を生かしたストーリー、ヒントの隠し場所や街中での分割劇など、イクスピアリならではの仕掛けが満載で、イクスピアリの魅力を訴求するためにも格好の集客イベントとなった。
CP+2013
最新の製品や技術を紹介し、産業と写真映像文化のさらなる発展に貢献する国際的な「総合的カメラ映像ショー」。今回は、「ワールドプレミア つながる世界、広がるフォトイメージング」をテーマに、製品展示や写真展示、各種イベントを通じて、写真の撮る、見る、つながる楽しさを体感できる内容になっている。見所のひとつは、プロの間でもニーズが高まりつつある「一眼動画」で、「プロ向け動画エリア」の新設やシアタートークを開催。また、スイス・エリゼ美術館元館長のウイリアム・A.ユーイング氏による特別講演をはじめ、セミナーやディスカッションのプログラムも充実。さらには、横浜市が行うイベント「フォト・ヨコハマ」と連携し、ワークショップや写真展を開催した。 (続きを読む…)