HOME > イベントレポート > イベントレポート検索

イベントレポート


検索結果

 < 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...97 98 99 >
選手の演技を見守るジャッジたち

「2018FIG トランポリンワールドカップ日本国・前橋大会」~地域を挙げて世界からのゲストを歓迎

FIG(国際体操連盟)トランポリンワールドカップは、トランポリンでは五輪、世界選手権に次ぐ位置づけのFIG認定の世界大会であり、2018年は4月にイタリア・ブレシア、7月にスイス・アローザ、8月に前橋で開催され、今後は10月にポルトガル・ローレ大会が予定されている。日本でのワールドカップ開催は3回目で、過去に川崎(2011)、大阪(2008)で開催歴があるが、7年ぶりの日本開催となった。前橋市は兼ねてよりトランポリン競技の普及・育成を図り、環境を整備し、今回会場となったヤマト市民体育館前橋では全国大会を開催してきた。こうした実績を踏まえ、今回のワールドカップ開催が実現した。開催にあたっては多くの市民ボランティアが運営に参加し、地域を挙げてのイベントとなった。日程はちょうど酷暑の時季と重なったが、外国選手たちは2020年の東京五輪大会の準備として前橋大会に積極参加していて、「日本はとても競技環境がいい」「前橋観光が楽しかった」などとコメントしており、同地滞在については好印象だったようだ。今回は前橋という地方都市(人口約34万人)で開催された、スポーツの国際大会(オリンピック競技種目であるトランポリン)の事例をまとめることにより、今後増加するであろう地方都市における国際スポーツ大会開催についての参考となるような内容でまとめた。

(続きを読む…)

2018年08月03日 ~ 2018年08月05日


街歩きをしながら「宗林寺」などでも打ち水を実施

台東区発、まちの多彩な芸能・芸術・文化を愉しみ、継承する「江戸まち たいとう芸楽祭」

台東区では今までに「したまちコメディ映画祭(したコメ)」「したまち演劇祭」などを実施し、地域の文化・芸術振興に資するイベントの実績を重ねてきた。これらの取り組みについては一定の成果を上げたということで2017年度までに終了し、2018年、より幅広く地域の芸能・芸術・文化を楽しみかつ新興・継承していく新たな枠組みとして「江戸まち たいとう芸楽祭」をスタートさせることとなった。

過去の催しが「映画」「演劇」をテーマとしたものだったのに対して、新しい芸楽祭は2018年の夏から翌年の2月までを「夏の陣」「冬の陣」の2期に分け、映画・演劇・伝統行事・まち歩きイベント・伝統芸能のワークショップなど、地域に根付く多彩な文化・芸術を広くとりあげ、参加型の催しなどを実施していく。過去に取材した“したコメ”は多くのボランティアが支えていたが、今回はさらにボランティアの役割が大きくなり、計画段階から協力を得て準備を進めてきたそうだ。今後1年間の盛り上がりに注目したい。 (続きを読む…)

2018年08月04日 ~ 2019年02月16日


スライド5

子どもや若者にモノづくりの魅力を発信「モノづくり体感スタジアム2018」

「モノづくり日本会議」では、子どもや若者にモノづくりの魅力を発信する事業として、モノづくりに関するワークショップや理科・科学教室を一堂に会する親子向けのイベント「モノづくり体感スタジアム」を2009年より実施している。開催9年目を迎えた今年は、小学校1年生から6年生をコアターゲットに、1,456名の来場者が参加(同伴保護者を除く)。モノづくりに関連する11社・団体が出展しており、5年前からは、全日本製造業コマ大戦協会による「子どもコマ大戦 モノづくり体感スタジアム場所」も展開している。回を重ねるにつれ、イベントの内容も、以前の「モノづくり」一辺倒から、「ロボット」「プログラミング」「環境・エネルギー」へと変化しているようだ。近年の傾向としては、大学や高等専門学校も子供向けの体験型プログラムを提供している。今年のイベントの参加各社・団体の内容をまとめた。

(続きを読む…)

2018年07月14日 ~ 2018年07月15日
TEPIA


「スポーツビジネスにおけるベンチャー投資の可能性」のセッション。日本IBM、横浜DeNAベイスターズ、アシックス・ベンチャーズと実験的に投資を行ったいる企業が集まった

スポーツに関わるすべての人に開かれた日本発世界に向けたカンファレンス。「SPORTS X Conference2018」

スポーツ×育成、スポーツ×テクノロジー、スポーツ×ビジネス、スポーツ×ボランティアなど、「スポーツ×〇〇」をテーマに、多様な登壇者と参加者がさまざまな切り口からスポーツを取り巻く課題や、そこから見えてくる本質的なスポーツの価値について語り合い、日本のスポーツ産業が大きく成長することを目指したカンファレンスが開催された。
本カンファレンスは、2016年、経産省とスポーツ庁の後援を受けてスタート。社会のあらゆる問題の課題を俯瞰的に捉え、システマティックに分析し、新しい解決策を創造的にデザインし、マネジメントしていく、新たな全体統合型学問とその実践を求めている慶應大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(慶應SDM)が主催している。今年は、日経新聞が共催となり、2日間で45セッション、延べ1万人以上が参加。大学教員と学生が運営してきた新しいスポーツ・カンファレンスは、開催3年目を迎え、成長してきている。当日、どのような話が語られたのか、今後、目指す方向性はどこなのか。当日のセッションの様子をレポートする。
(続きを読む…)

2018年08月02日 ~ 2018年08月03日
慶應義塾大学日吉キャンパス内 協生館 藤原洋記念ホール他


「低温調理器」を説明し、このあとメルカリに出品する

フリマアプリ「メルカリ」が5周年ユーザー感謝企画として「mercari Merci Fes.(メルカリメルシーフェス)」を開催

スマホを介して個人が衣料品や雑貨を売買する、”フリマアプリ”最大手の「メルカリ」を運営する株式会社メルカリは、7月2日にサービス開始5周年を迎えたが、この機にユーザーへの感謝の意を込めて「メルカリメルシーフェス( mercari Merci Fes. )」を初開催した。全国7都市(※)のイベント会場をネットで結び、メイン会場ではタレントなどの著名ゲストがライブステージで品物を紹介し、その場でフリマに出品。ユーザーはその様子をアプリ「メルカリ」内の「メルカリチャンネル」で見ながらリアルタイムで品物を購入することができる。取材した東京会場・丸の内マルキューブには、再ブレイク中のDA PAMP、俳優でありながら通販王として話題の保坂尚希さんなどが登場した。また、会場中央に設置された、好きなアイテムを1点持ち帰ることができる「メルカリエコボックス」には長蛇の列ができていた。イベントステージで紹介した品物がその場でフリマアプリに出品され、次々と瞬時に購入されていく様子は、「メルカリ」というサービスの浸透度とネットの威力の”今”を実感させるものだった。

株式会社メルカリは6月19日に東証マザーズへ上場し、その日の時価総額7100円超は今年最大となった。報道によると、同社は今秋以降で金融事業および旅行関連事業分野での新事業立ち上げを計画中。成功したフリマアプリビジネスにとどまらず、今後は事業の多角化とグローバル企業化へ向けた展開を予定している。

(続きを読む…)

2018年06月23日 ~ 2018年06月24日


会場内のNECブースに設置されたデジタルサイネージ

NECと横浜国大が共同で周辺の混雑状況を把握する実証実験を実施『新横浜花火大会2018』

NECと横浜国立大学は、民間主体で街づくりを行うエリアマネジメント事業における共同研究を始めた。ラグビーワールドカップや東京オリンピック・パラリンピックに向け、イベント会場の周辺地域における混雑時を運営の安心・安全面で把握し、混雑していれば、街中を回遊させるなど、地域の活性化にもつなげていきたい考えだ。
その一環として、7月26日(木)に初開催された「新横浜花火大会」で、周辺エリアの混雑状況を可視化する実証実験を行った。NECは、AI技術の一つである「群衆行動解析技術」を活用し、設置したカメラ画角内の滞在人数を把握。横浜国大は、Wi-Fiセンサーを設置し、スマートフォンやタブレットなどの端末数から人数を把握。さらに両者の取り合わせで、広範囲に配置したWi-Fiセンサーから、混雑状況を把握した。推定した混雑状況は、警備本部に設置したタブレット端末や、会場内のデジタルサイネージにもリアルタイムで表示。大会公式ツイッターでも案内された。今回の実証実験の内容と反響、今後の活用についてレポートする。
(続きを読む…)

2018年07月26日
新横浜公園一帯


子どもたちと「東京五輪音頭-2020-」を踊る野村忠宏さん

東京2020オリンピック カウントダウンイベント~みんなのTokyo2020

「東京2020オリンピック競技大会(以下、「東京2020大会)の開催まで2年前の節目となる7月24日(火)、東京スカイツリータウン(R)にてカウントダウンイベントが開催された。
カウントダウンセレモニーのテーマは、「夏祭り」。会場では、登壇者、アスリートや子どもたちの「東京2020大会」へのメッセージが込められた731(大会開催までの日数)個の記念提灯を披露。デビューしたばかりの「東京2020大会」のマスコット、「ミライトワ」と「ソメイティ」も登場した。
また、大会開催の2年前を記念し、東京スカイツリー(R)および、全国14ヶ所の施設で、オリンピックシンボルの「青・黒・黄・緑・赤」の特別ライティングを点灯。セレモニーのラストには、アスリートと来場者で「東京五輪音頭‐2020‐」を踊り、開催まで2年の節目を盛り上げた。
4階のスカイアリーナでは、これまでのカウントダウンイベントで最多となる計23の会場関連自治体・パートナー企業による体験・参加型ブースが出展。競技体験ブースでは、縁日風の空間の中で競技体験ができた。夏休みに入った当日、会場には地元小学生や家族など、4万人が来場。子どもから大人までがイベントを楽しんだ。
8月25日(土)には、「東京2020パラリンピックカウントダウンイベント~みんなのTokyo 2020 2 Years to Go!~」がメガウェブ(東京都江東区)で開催される。東京都と東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、7月13日(金)から9月6日(木)までを“オリンピック・パラリンピック2年前期間”と位置付けており、同期間中、会場関連自治体となる道県・市町村では20以上の2年前記念イベント(会場関連団体主催イベント:https://tokyo2020.org/jp/special/2yearstogo/event2.html)が開催予定だ。 (続きを読む…)

2018年07月24日
東京スカイツリータウン


5Gの最新映像技術によりライブ配信を4K×3のワイドスクリーン投影

渋スポEXPO

今年はサッカーワールドカップ大会、2019年にはラグビーワールドカップ、2020年は東京オリンピック大会の開催があり、今、スポーツが大きな注目を集めている。そんななか、7月14日(土)から16日(月・祝)の三日間、渋谷ヒカリエで“「スポーツ」×「先端技術」でひろがるスポーツ観戦の未来を体験しよう。”をテーマとしたパブリックビューイングのイベント「渋スポEXPO」が開催された。
同イベントは、NTTドコモ、NHKの2社がそれぞれのコンテンツを提供する形で展開。NTTドコモ主催「フューチャーエクスペリメントビューイング」では、都内特設会場で元サッカーイタリア代表選手、JリーグOBらが行うフットサルの試合を4Kカメラ4台ほか計30台のカメラで撮影。大容量映像を「高速・大容量」の第5世代移動通信システム「5G」を活用し、リアルタイムに渋谷ヒカリエ会場に伝送した。
NHK主催「2018 FIFA ワールドカップ ロシア 8Kスーパーハイビジョンパブリックビューイング」では、ワールドカップの準決勝戦と3位決定戦の試合(録画)を8KのLEDスクリーンで上映。最終戦となる決勝戦は、生中継された(事前申し込み制)。
「スポーツ×テクノロジー」で、スポーツ観戦の新たな体験価値が向上している。パブリックビューイングは、観戦機会の拡大にもつながる。「エンタテイメントシティSHIBUYA」を標榜し、“人が集まる場づくり”を進める東急グループでも、渋谷でのパブリックビューイングイベントへの関心は高いようだ。

(続きを読む…)

2018年07月14日 ~ 2018年07月16日
渋谷ヒカリエ ヒカリエホールA・B


ゲームではお互いに拳を前に繰り出して攻撃

AR(拡張現実)技術を使った新スポーツ「HADO」がアイドルユニット「=LOVE」とコラボしたイベント『=LOVE CUP』を開催!

HADO(ハドー)とは、頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して技を放つ、今話題の最新のAR技術を使ったスポーツ。AR(拡張現実)とは「実際の風景にバーチャルな映像を重ねて表現すること」で、HADOの場合は手から繰り出される“エナジーボール”や防御のための“シールド”が、プレイヤーが装着したディスプレイに表示される。

今回のイベントはHADOをプレイして応募した一般参加者が12名のアイドルユニット『=LOVE』と実際に対戦でき、優勝者はメンバーと記念撮影ができるというもの。特設会場には選ばれた24名の参加者と『=LOVE』の12名が集まり、少人数でプレミアムな雰囲気のなか開催された。HADOの拡大を図る主催者・株式会社meleapは、今回のイベントによる新しいファン層拡大に手ごたえを感じていた。

(続きを読む…)

2018年06月23日


パレードより、華やかな盛岡さんさ踊り

東北から世界へ、復興への想いと感謝のメッセージを発信し続ける「東北絆まつり2018盛岡」

東北絆まつりは、2011年から2016年までに東北6市を一巡した「東北六魂祭」の後継として昨年、仙台で初開催され、今回は盛岡で同第2回が開催された。

東北6まつりが参加するパレードがメーンイベントであることは毎年と同様だが、今年の特徴は、岩手県に33ある全市町村が物産・飲食ブースや伝統芸能などで参加したこと、パレードを中継するパブリックビューイングを4つの会場に設置し、人の集まる場を分散させたことなどだ。6年前の東北六魂祭と比較して約25%増の30.3万人の来場があったが、祭り会場に過度な混雑やトラブルはなく、充実した内容で来場者の満足度は高かったようだ。

まつりを主催する東北6市は復興五輪と位置付けられている東京五輪で感謝のメッセージを発信する準備を進めているとのことで、東北六魂祭、東北絆まつりで繋いできた絆は東京五輪へと引き継がれていきそうだ。

(続きを読む…)

2018年06月02日 ~ 2018年06月03日
盛岡城址公園 ( 盛岡市 )他 盛岡市内各所


関西IRショーケース、関係者が一堂に会してテープカット(写真提供:関西IRショーケース実行委員会事務局)

「IR」(統合型リゾート)実現へ。『関西IRショーケース』初開催と日本型IRへの期待、先行する大阪府市の取組み

2018年6月、政府は国会会期を延長、IR実施法案(特定複合観光施設区域整備法案)は今国会中に通過する見込みだ。IR(統合型リゾート)とは、カジノを含むサービス・エンターテインメント施設が一体となった滞在型の施設のこと。法案が通過すると、いよいよ日本でもIR計画が具体的に動き出す。これに先立つ4月27日(金)28日(土)、国内外のIR関係者が一堂に会するとともに、日本型IRの姿を広く一般の人にも紹介する初の見本市『第1回関西IRショーケース』が開催され大きな反響を呼んだ。今回は、

1 『関西IRショーケース』のイベントレポート
2 IRとは何か、そして日本型IRとはどんなものか
3 IR計画で先行する大阪府市の取り組みの経緯

以上の3部構成で、日本におけるIRの現状と今後について紹介する。 (続きを読む…)

2018年04月27日 ~ 2018年04月28日


演者は顔を見せずに大蛇として舞う、難しい演技

『第5回SHIBUYAルネッサンス』~渋谷から伝統芸能&日本のカルチャーを発信するストリートイベント

「SHIBUYAルネッサンス」は、世界から注目を集めるエンタテイメントシティ“渋谷”がさまざまな文化の継承を担い、日本の古典芸能からサブカルチャーまでを含めた現代文化を地域一体となって後世へとつなぐ創造に挑戦していくためのイベントで、今回が第5回目となる。日曜日の午後、文化村大通りを交通規制し、楽器を鳴らしながら色鮮やかな衣装で大人数の集団が舞う「SHIBUYA大田楽」、演者が巧みに操る大きな大蛇が圧巻の石見神楽「大蛇(おろち)」など4つの演目が披露された。渋谷に集う若者や家族連れ、観光客など、イベントを知らずに通りかかった人たちも足を止め、迫力あるステージを堪能していた。特に外国人観光客は思いがけず遭遇したパフォーマンスに大いに沸き、熱心にカメラに収めていた。 (続きを読む…)

2018年06月03日


南北線の溜池山王駅構内に設置されたワークブース

「サテライトオフィスサービス」実証実験スタート

東京メトロは、富士ゼロックス株式会社と共同で、個人専用オフィス空間を配置する「サテライトオフィスサービス」の実証実験を、南北線の溜池山王駅と千代田線の北千住駅の駅構内で開始した。実施期間は6月1日(金)から9月30日(日)まで。7時から22時までの時間帯で15分単位での利用ができ、移動中のスキマ時間を有効に活用することができる。ワークブース内には、テーブル、イス、電源コンセント、専用無料Wi-Fi、液晶モニター等を設置。利用者は、特設Webサイトにアクセスして登録した後、スマートフォンから利用者専用Webサイトで予約を行う。予約は1ヶ月前から可能となっている。
近年、ICT(情報通信技術)を活用した、場所や時間にとらわれないテレワーク等の柔軟な働き方が増加するなか、オフィス以外で仕事をするモバイルワーク需要に応えたいと、駅を生活空間の一部として、ビジネスパーソンをはじめ、東京で活動する人が、より便利に時間を活用できるようサービスを提供する形だ。ニーズを検証しながら、将来的には、駅構内だけでなく、沿線地域への設置拡大も検討していきたいとしている。
(続きを読む…)

2018年06月01日 ~ 2018年09月30日
南北線溜池山王駅(5番出入口付近)、千代田線北千住駅(仲町改札付近)


有楽町マリオン内の旧・映画館が劇場として新装オープン

ヒューリックホール東京、大塚家具新宿オフィス『CIRQ』などの事例にみる、イベント会場スペース需給の最新事情

五輪を2年後に控え、首都圏では大型ホール/イベントスペースの不足が引き続き問題となっている。そんな状況下で、従来の施設をイベントスペースにリニューアルする2つのニュースがあった。

TKP、大塚家具の新宿ショールームをイベントホールとして運営受託
株式会社ティーケーピーは、大塚家具新宿ショール^む8階をイベントホールの新ブランド『SIRQ(シルク)新宿』として3月に運営を開始した。TKPでは全国規模で多様な会議室・スペースを提供しているが、新施設は大型イベント需要にも応えられる楽屋・控室などの設備も付帯した仕様となっている。

有楽町の映画館跡に「ヒューリックホール東京」が7月に開業
ヒューリック株式会社は旧「TOHOシネマズ日劇」を貸しホール「ヒューリックホール東京」として7月に新規開業する。駅からすぐの「有楽町マリオン」内にある1000人規模の劇場型ホールはエンタテインメントはもちろん、企業イベント需要にも対応可能だ。

今回は両施設へのインタビュー取材などから見えてきた、首都圏のイベントホール需要の見通し、最新のイベント事情をレポートする。

(続きを読む…)

ヒューリックホール東京、他


メインステージ「kineticFIELD」(Photo by INSOMNIAC ALIVE COVERAGE)

EDC Japan 2018(Electric Daisy Carnival Japan 2018)

音楽に、アートや光、遊園地のアトラクションの要素も盛り込み、まるで夢の国に入り込んだようなカラフルでアーティスティックな世界観を演出した、究極の音と光のカーニバルのダンスイベント「EDC Japan」が、昨年に引き続き、開催された。派手なメイクと衣装を身にまとったパフォーマーとハイタッチをしたり、共にセルフィー撮影。光と音の世界の中で、滑車を使って滑るジップラインのアトラクション体験。各ステージでのDJのパフォーマンスを楽しむ以外にも、さまざまな「エキスペリエンス(体験)」を提供しているのが、EDCの最大の特徴だ。2回目の開催となった今年は、80,000人を動員。二日目の天候は雨となったが、夕方から雨が本降りになる悪天候の中でも、ファンは最後まで踊り続けたという。雨となったからこそ、逆に、今のEDC の盛り上がりが再確認できたともいえそうだ。EDCは、ラスベガス、ニューヨーク、オーランド、プエルトリコ、メキシコ、ブラジルと、北中米を中心に開催されてきたが、近年はアジアにも世界規模を拡大。今年の「EDC Japan」の開催の前週には、中国でも初開催された。EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の中で、EDCは今、最も勢いのあるフェスであるといえそうだ。
(Photo by INSOMNIAC ALIVE COVERAGE)

(続きを読む…)

2018年05月12日 ~ 2018年05月13日
ZOZOマリンスタジアム&幕張海浜公園EDC特設会場


芝生の上に全部で8セットの大型テントやタープを設置

品川アウトドアオフィス on the Green 2018

大型複合ビル「品川シーズンテラス」のイベント広場の芝生の上に大型テントやタープを設置し、キャンプ場さながらのアウトドア空間を演出して、都心の開放的なワークプレイスの創出を目指したイベントが開催された。フリーWi-Fi、電源、ホワイトボードを用意し、社内会議はもちろん、個人作業など、多様なワークスタイルにマッチした環境を提供。風や日差しを感じながら、リラックスして仕事ができると好評だ。開放的な空間で、上司=部下の壁を取り払ったコミュニケーションが期待できるため、風通しの良いチームビルドにも活用してもらいたいとしている。各セットは6名~8名の収容で、利用料は1時間当たり1,000円。昨年度は無料で利用できたが、当日キャンセルが相次いだため、今年は有料での開催となった。 利用者は、品川シーズンテラスのオフィスや品川エリアの大手メーカーやIT企業等に勤務するワーカーのほか、都内の品川エリア外から訪れた人も多い。イベント情報はSNSで発信し、ネットの拡散効果で集客に結びついた。昨年秋に初開催され反響が大きかったため、今年は春と秋の2回、イベントを開催する。秋は、昨年に引き続き、日中は「アウトドアオフィス」を実施し、平日夜間と土日・祝日は「ビアガーデン」に模様替えする予定。オフィスワーカーだけでなく、近隣の地域住民にも開放し、ワーカー同志やワーカーと地域住民の交流の場ともなる。
(続きを読む…)

2018年05月14日 ~ 2018年05月18日
品川シーズンテラス イベント広場


最初に何回か試し打ちをしてみる。意外と難しそう

アクアシティお台場で日本初・SCが開発した”ゆるスポーツ”を体験「TOKYO RESORT SPORTS BASE 2018夏」

東京五輪では東京の臨海部で多くの競技が実施され、お台場エリアではお台場海浜公園がトライアスロンなど、青海アーバンスポーツ会場がスポーツクライミングなどの会場となる。三菱地所リテールマネジメントが運営する商業施設「アクアシティお台場」では、この機にお台場をスポーツアクティビティ拠点として盛り上げていくことを目的に、2017年秋、同イベントを初開催した。2回目となる今回は規模を拡充し、ゴールデンウィークを前期、5月後半~6月を後期として各種スポーツの体験イベントを企画した。

前期のイベントのコンセプトは、「ファンスポーツWEEK」。そのなかで注目の競技がアクアシティお台場が世界ゆるスポーツ協会と共に、かつては砲台だった「お台場」の歴史にヒントを得て考案した新スポーツ「CANNOOON BALL!!!(キャノーーーンボール!!!)」である。ショッピングセンターがスポーツを開発しイベントとして実施するのは日本初の試みだ。同ゲームは、2チームに分かれ、スポーツキャノン(大砲)で柔らかい球を打ち合う。取材当日は開催初日だったが、外国人から小さな子ども連れまで多彩な人たちが一緒にゲームを楽しむ姿が見られた。 (続きを読む…)

2018年04月28日 ~ 2018年06月17日


鵜の首に紐を括りつけて実演がスタート

東京鵜飼釣り in 東京スカイツリータウン®

4月27日(金)から29日(日)の3日間、日本のランドマークである東京スカイツリータウン®で、関市の伝統漁法「小瀬鵜飼(おぜうかい)」の体感型イベントが開催された。「鵜飼」とは、かがり火の灯りだけに照らされながら、縄でつながれた鵜が次々と水中に潜って魚を捕まえる伝統的な漁法のこと。「小瀬鵜飼」は1千有余年の歴史があり、醍醐天皇や織田信長も鑑賞したという。鵜飼のなかで、皇室御用達の鵜飼を行う鵜匠は、全国でも関市の「小瀬鵜飼」と岐阜市の「長良川鵜飼」の鵜匠のみ。本イベントは、全国で9人しかいない宮内庁式部職の鵜匠が東京で鵜飼を披露する初の試みとなる。関市では、5月11日(金)から10月15日(月)まで行われる関市有数の資産である「小瀬鵜飼」を全国に発信し、実際に足を運んでもらうきっかけにしたいとしている。通常の鵜飼は魚が休む夜間に行われるが、イベントは日中にパフォーマンスを行い、写真撮影もできる貴重な機会となった。鵜飼の実演は、鵜が来場者の注目を浴びながら、何度も水槽の中に潜り、鮎を捕らえる元気な姿を見せていた。

 

(続きを読む…)

2018年04月27日 ~ 2018年04月29日
東京スカイツリータウン1階 ソラマチひろば


イベント会場入口

3Dトリックアートによる日本の疑似体験で訪日観光促進「Japan Week 2018」

日本政府観光局(JNTO)では、ニューヨーク市内のグランド・セントラル駅にて、訪日観光旅行促進事業の一環として「Japan Week」を毎年開催、好評を博している。
今年で7回目となる「Japan Week 2018」では、今回は「3D トリックアート」を目玉に日本を幅広い角度で身近に体験できる空間を出現させ、米国人に向けて訪日旅行を力強く訴求。会場には日本の様々な風景やイメージをデザインした3Dトリックアートを設置し、写真撮影を通して日本が疑似体験できるとともに、SNSでの拡散が図られた。
参加は旅行会社、航空会社、国内の鉄道会社といった輸送関連、ラーメンやお茶、チョコレートなどの食品関連、手ぬぐいや鋳物製品などの日本の伝統的小物、さらに訪日客にこのところ人気が高い「桜」をテーマに連携した東北の3都市といった出展者が集い、多様な訪日観光の魅力をアピールした。 (続きを読む…)

2018年03月14日 ~ 2018年03月17日
グランド・セントラル駅ベンダービルト・ホール


イメージビジュアル

世界的な浮世絵師葛飾北斎と日本航空のコラボレーション「Journey to the World of HOKUSAI」

ニューヨーカーに日本航空を知ってもらい、日本航空を利用してもらうことを目的に開催されたPRイベント。今回このPRのために日本航空が選んだものは葛飾北斎であった。葛飾北斎は周知の通り海外でも人気の高い、江戸時代の浮世絵師。2017年にはロンドンの大英博物館で日本の美術展としては大規模な展覧会も開催されている。その北斎の「富嶽三十六景」と並ぶ代表作である絵手本「北斎漫画」の高精細のデジタルデータを活用し、北斎が持つ「伝統、革新=日本の心」というフィロソフィーを、様々なサービスに挑戦する日本航空の姿勢に重ね合わせることにより、ニューヨーカーに日本航空をアピールする内容とした。会場のイベントホールがあるグランドセントラル駅は郊外に住む富裕層の通勤客が利用する駅で、このあたりの層に対してマッチしたイベントとなっていた。

(続きを読む…)

2018年02月28日 ~ 2018年03月03日
グランドセントラル駅 べンダービルト・ホール


 < 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...97 98 99 >