千石船東廻り航路文化交流事業
江戸時代に活躍した千石船を復元した「みちのく丸」で太平洋岸5都県8港を周航し、千石船の文化を伝えるとともに、震災復興へ取り組む被災地を励まそうという大掛かりなプロジェクト。船内見学会や「展帆(てんぱん)」などを開催、船に掲げた横断幕へ復興を応援するメッセージを書き込んでもらいながら周航し、最終寄港地の東京・有明埠頭での記念式典では、寄港地の首長から受け取った復興へかけるメッセージを復興大臣へ届けた。
MIYAMAE METAL CONNECTION 2013
宮前区制30周年を記念し、「へヴィメタルでまちおこし」を合言葉に始まったプロジェクト、宮前重金属発掘計画による初の大型フェスティバル。へヴィメタルを軸に、ストリートダンス・パフォーマンスも盛り込み、見て・聞いて・参加できる体感型のイベントを作り上げた。プロのクリエイター・アーティストが多数協力し、バンドやダンスに打ち込む若い世代に、活動の励みとなるようなクオリティの高いステージを提供している。運営・広報面では、「川崎市イメージアップ認定事業」の認定を受け、行政の支援をうまく活用した。
西小山ミステリーツアー2013
地域活性化を目的に、謎解きをしながら街歩きをしてもらうウォーキングイベント。謎解きの手がかりを5つの商店街一帯に散りばめ、高い回遊性を実現。誰でも気軽にチャレンジできる謎を設定し、参加者とのコミュニケーションに力を入れることで、幅広い層が参加する人気イベントとなっている。「産学連携」の体制が機能し、年々ブラッシュアップを重ねて参加者の満足度を高めていることが成功の秘訣だ。
ファーム・エイド銀座2013
銀座で都市型養蜂に取り組む銀座ミツバチプロジェクトによる、都市農村交流イベント。フォーラム・メッセ・マルシェ・ミツバチ見学会の4本柱で構成。全国から環境保全型農業に取り組む団体が集って事例紹介や特産品の販売などを行い、環境と食農の課題に対し、都市市民のアクションを促す。今回は銀座の女性経営者らの会や名古屋で養蜂に取り組む女子高校生も参加。地元・銀座の企業をはじめ、福島・宮城・岩手の被災3県から複数の団体が出展するなど、多彩な交流が行われた。
東京マンガ・アニメカーニバルinとしま
豊島区制施行80周年を記念し、新旧のマンガ文化を有する「マンガの街・豊島区」をPR。地域のネットワークづくりや相乗効果によるマンガ文化の普及振興も目的に、全国でマンガ・アニメを活用した街づくりに取り組む団体が一堂に介しての展示会や、各地の街おこしで活躍する有識者を招いてのシンポジウムを開催。そのほか、地元企業を巻き込んでのトークイベントやコスプレイベント、声優やアニメ監督によるトークショー、マンガ教室など、多彩な内容で、誰もが気軽にマンガ・アニメを楽しめる場を提供した。
恵比寿バル
街コンの公式ポータルサイト「街コンジャパン」を運営する株式会社リンクバルが、地域活性化を目的とした食べ歩き・飲み歩きイベント「街バル」を恵比寿で開催。恵比寿らしいハイグレードな店舗が集まり、会社員を中心に大勢の参加者で活況を呈した。広告費をかけずにPR効果やイベント後のリピートが期待できる街バルは、参加店舗にとって格好の集客ツール。参加者からも、一定の料金で複数の店舗を回れると人気を集めており、ブレイク中の関西に続き、関東でも今後注目のイベントだ。
THE 鉄コン! in 江の島
小田急電鉄の特急ロマンスカーを貸し切って開催された婚活イベント。新宿から特急ロマンスカーに乗り込み一路江の島へ。江の島では、江島神社での恋愛成就の祈祷や島内散策を楽しみながら、男女の出会いを演出する。観光的な要素を盛り込み、地域活性化にも貢献する、旅行会社ならではの企画力に注目したい。 (続きを読む…)
日本を明るく元気にする“よい仕事おこし”フェア
63の信用金庫が結集して実現した、東日本大震災の被災地復興支援と日本全体の活性化を目的とした大規模な商談会。600を超える企業、団体が出展し、ビジネスにつながる出会いの創造をバックアップする。「東北支援・特産品エリア」では、被災地企業が特産品の販売・飲食を通じ、震災後の販路拡大、観光誘致に努めた。 (続きを読む…)
東京ラーメンショー2012
日本全国から個性豊かなラーメンが一堂に集まる日本最大級のラーメンイベント。4回目を迎える2012年は「日本のご当地ラーメン再発見」をテーマに、10日間の会期を第1幕、第2幕に分け、それぞれ20種類、計40種類のご当地ラーメンを紹介。またラーメン1杯に付き40円を東日本大震災の被災地へ義援金として送るなど、震災支援、さらには地域活性化につながるような試みがなされた。加えて、「東京2020オリンピック・パラリンピック招致」協力イベントの一環として、トークショーなども実施。
むさしの吉祥寺映画フェスティバル
「観る映画から創る映画に」をテーマに、クリエイター育成と地域活性を目的とした映画祭の第1回。武蔵野市を舞台に24時間ノンストップで短編映画を制作する「ムービンピック24 in むさしの吉祥寺」をメインコンテンツに、プロから映画作りの基礎を学べる「映画・アニメ制作学校」、国内外の映画祭受賞作品の上映会などを実施。「ムービンピック24」の1日を追った。
第29回全国都市緑化フェアTOKYO
建設省(当時)が提唱し、都市緑化意識の高揚、都市緑化に関する知識の普及等を図ることにより、国、地方公共団体及び民間の協力による都市緑化を全国的に推進し、もって緑豊かな潤いのある都市づくりに寄与することを目的として1983年度より毎年開催している。東京での開催は1984年以来2回目。6つのメイン会場と400の協賛会場で大々的に展開した。
Moe1グランプリ
日本全国の“萌えキャラ”を一堂に集めてグランプリを決定する地域振興イベントの第一回。 “萌え”の聖地、秋葉原で開催して地域ブランドの発信力を高め、地域と秋葉原の企業・自治体をつなげるネットワークづくりを狙った。特設ステージでの声優イベント・地域アイドルライブに来場したファンが各ブースを回遊したことも、成功の理由。
川崎工場夜景コン
地域ならではの企画で人気を集める「川崎街コン」の8回目。若い女性を中心に話題沸騰の工場夜景観賞ツアーに着目し、商業施設での「街コン」とセットにすることで、同じ趣味嗜好の若い男女へ川崎の魅力を訴求した。従来の店舗回遊型になかった新しい街コンのスタイルを提示している。
GAME SUMMER FESTIVAL 2012
国内最大規模の格闘ゲーム大会「闘劇」をはじめ、4つのアーケードゲームイベントをひとつにまとめ、さらにそれらをすべて屋外で実施するという初の取り組み。「闘劇」を主催してきた(株)エンターブレインと成田市がタッグを組み、地元の店舗が多数参加した飲食物販も行なわれた。 (続きを読む…)
第3回 すみだストリートジャズフェスティバル
墨田区の町おこしを目的に始まった、ジャズフェスティバルの3回目。全会場が入場無料で、誰でも気軽に音楽を楽しむことができる。今回は5月に開業した東京スカイツリーにもステージを設け、32会場+ジャズバス3台にバンド約300組が出演し、2日間で約88,000人を動員。年々、会場エリアを拡大し、地域のイベントとして定着してきている。
第4回沖縄国際映画祭
沖縄で行われる“Laugh&Peace”【笑顔(笑い)と心のやすらぎ(平和)】をコンセプトにした映像祭。映画をはじめコンテンツ産業の振興や地域活性化を目的にしている。開催期間中、15カ国102作品を上映するほか、特設ステージでファッションショーやアーティストライブなどが行われた。
伊豆諸島・小笠原諸島 東京愛らんどフェア 島じまん2012
東京の島々の豊かな自然・人々の暮らしや文化・観光資源・特産品など、島の魅力を広く大都市圏の人々に紹介し、観光や産業の振興による地域経済の活性化を図ることを目的としたイベント。第11回目となる今回は、「つなげよう!ぬくもりの心と島の味」をテーマに、各島自慢の特産品の販売、伝統工芸体験、伝統芸能ステージ、ライブなど盛りだくさんのコンテンツを企画。今回は、設営・PRを担当した(株)ビー・エム・シーの鈴木氏に、集客アップのために取り入れた新たな施策などについてうかがった。 (続きを読む…)
画廊の夜会2012
銀座の画廊27軒による、1日限りの恒例アートイベント。提灯に灯がともる午後5時から一斉にスタートし、各画廊が企画展やワインサービスで参加者をもてなす。テーマごと6つのコースに分かれた「ギャラリー巡りツアー」も好評。今回はキックオフ・イベントとしてアートをテーマにした落語会も開催した。
第1回「多摩げた食の祭典・大多摩B級グルメ」
東京都の8市町村と山梨県の2村からなる大多摩地域を挙げて開催された、初めてのB級グルメ大会。地元の食材を使って開発した新メニューなど、ご当地グルメ30品が一堂に集結し、2日間で37,000人を動員した。10市町村をまとめあげたのは、行政境を越えた大多摩観光連盟の存在。同連盟の栗原氏は「開催するという前提で一気に進めていった」と話す。
沖縄国際アジア音楽祭 musix2012
地元音楽産業の振興、音楽を通じたアジア各国との文化交流、リゾート地・沖縄の新たな一面として「音楽の島 沖縄」の実現を目的とした沖縄発の都市型音楽イベント。 (続きを読む…)