HOME > イベントレポート > イベントレポート検索

イベントレポート


検索結果

 < 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...46 47 48 >
観覧者はソーシャルディスタンスでステージを観覧

スマートシティ・ビル「東京ポ―トシティ竹芝」オープン

9月14日、東京都の国家戦略特別区域計画の特定事業として、東急不動産株式会社と鹿島建設株式会社が共同開発してきた「東京ポ―トシティ竹芝」が開業した。

本事業は、官民・産学連携事業として、東急不動産と鹿島建設がタッグを組み、最先端テクノロジーを活用した都市型スマートシティの実現によって、新たな国際ビジネス拠点の創出を目的とする複合再開発を進めてきた。
総延床面積20万㎡、ホールや飲食エリアも併設した40階建てのオフィスタワーと18階建てのレジンデンスタワーからなる大規模開発の特徴となるのは、将来的に、浜松町駅から東京ポ―トシティ竹芝を通って、竹芝駅・竹芝ふ頭までを繋ぐ、約500mに及ぶ空中の歩行者デッキだ。
首都高速道路の上空を通る地上16メートルの歩行者デッキを整備することで、首都高速と海岸通りに阻まれ、駅からのネットワークが分断されていた竹芝と浜松町エリアとをつなぎ、竹芝の街全体の利便性向上に努めた。

全館に5Gを実装したオフィスタワーには、ソフトバンク本社が移転。
都有地の活用により、1階から5階は東京都中小企業振興公社が管理運営する東京都立産業貿易センター浜松町館(約1,500㎡の展示室が4室、他に会議室)が一体整備、リニューアルオープンした。
館内には、合計で約1,000台のAIカメラや3Dセンサーを設置。
共有スペースや飲食店舗エリアの混雑状況のほか、天気の急変や交通状況などの収集したデータを館内約30ヶ所のデジタルサイネージやワーカー専用アプリでリアルタイムに配信することで、オフィスビルの課題であった待ち時間を減らし、ストレスを軽減。
また、顔認証システムによって顔パスで入れるオフィスやレジデンス、お財布なしで買い物できるカフェ、ロボットが品出し作業を行う次世代型コンビニの導入など、無駄な時間や労力をテクノロジーの力で削減することでスマートな生活を実現する。
今後は、「東京ポ―トシティ竹芝」が街の牽引役となり、竹芝エリア28ヘクタールの範囲をテクノロジー化、スマートシティ化していく街づくりを目指していく。
9月18日(金)から20日(日)は、リアルとオンラインが融合した、家にいながらもイベントを楽しめた街びらきイベント「TAKESHIBA SMARTCITY FES」が行われた。
(続きを読む…)

2020年09月14日


個室体験ではまず3キャラクターの3Dホログラムが登場

AI搭載の3Dホログラムアイドルと会話ができる新感覚の体験型エンターテインメント施設「Prhythm☆StellA」 (プリズムステラ)オープン

8月1日(土)、池袋に、AI搭載の3Dホログラムアイドルと会話ができる新感覚の体験型エンターテインメント施設「Prhythm☆StellA」(プリズムステラ)がグランドオープンした。
公式HPやユーチューブで公開中の施設のコンセプトムービーのキャッチコピーは、『あなたの世界にヒロインを』。
“ 二次元のキャラクターがホログラムによって、三次元の世界に等身大で登場する。つまり、それはあなたの世界にヒロインが存在するということ。「プリズムステラ」ではあなたが主人公。さぁ、等身大のヒロインとおしゃべりしませんか? ”という想いが込められている。
「プリズムステラ」とは、キラキラする光(プリズム)に星(ステラ)を散りばめたという意味。女神×アイドルのアイドルグループ名ともなっており、メンバーは、二次元のキャラクターである水の女神ミヅハ、火の女神クナト、雷の女神でんこ、で構成されている。

偉い神様からの試練で地上に降臨することになった三柱の女神たちが、アイドルとして眷属(けんぞく/ファン)たちからプラーナ(信仰の力)を得るためにつくったお店の中では、高音質のスピーカー×大型スクリーンで、ほぼ等身大の彼女たちのライブステージを見ることができるほか、二次元の彼女たちが3Dホログラムになって三次元に現れ、個室での会話を楽しむことができる。

3Dホログラムと会話ができる常設の店舗は日本初(特許出願中)! VRやARとは異なり、ゴーグルを装着したり端末をかざしたりする必要がなく、音声認識を持つAIにより、コントローラーやリモコンも介さず自然な会話を楽しむことが可能だ。
個室体験では、一対一でキャラクターからニックネームの名前を呼んでもらえる。
キャラクターは個室での会話を記憶しているため、来場回数が増えるたび、お互いの親密度が上がっていく仕組み。毎回、最後に親密度に応じたキャラクターカードのプレゼントもある。
現在、オリジナル曲は2曲で、今後、さらに増えていく予定。
料金は通常3,500円(税込)だが、9月中の「プリステ☆ゲリラフェア」期間中は「2,500円(税込)」で予約できる。実際の店舗での体験の様子をレポートする。

(続きを読む…)

Prhythm☆StellA


「有明ガーデンパーク」からの風景。写真向かって中央から右側に「シティタワーズ 東京ベイ」、左側に建設中の「有明四季劇場」

住友不動産ショッピングシティ「有明ガーデン」オープン

施設・交通インフラの拡充が進み、今後、最も人口増加が予想されている湾岸・有明エリアに、大規模複合開発となる「有明ガーデン」が開業した。

これまでの有明になかった、ニューファミリー層を中心に増加する湾岸居住者の暮らしを充実させる生活利便と、有明エリアを訪れる人々の滞在および活動の拠点としての利便を有した、周辺施設・地域間をも繋ぐ新拠点としての大規模複合開発となる。
街区は、湾岸・有明の中心地に位置する約10.7ヘクタールという広大な敷地に誕生。
店舗数200店超の大型商業施設に、国内最大、最大約8,000名収容の劇場型ホールや劇団四季専用劇場、大規模な温浴施設と、MICE対応ホテルとしても活用できる749室のハイグレードホテル、総戸数1,500戸のトリプルタワーマンションなどで構成されている。

ショッピングセンターでは、有明ならではの立地を活かし、近くにある豊洲市場から仕入れた新鮮で豊富な生鮮食品を品揃え。周辺居住者に子育て世代が多いことを想定し、遊戯スペースや各種スクール、キッズ関連の物販・サービス店舗が充実している。
秋には、「スプーンから家まで」をテーマに「住まう」の全てを提案する、都内最大級の「無印良品」新店舗がオープンする。

街区には多数のパブリックスペースを設置。広大な芝生広場や、キッチンカーが設置可能なプロムナード、大型サイネージも備えた噴水のある屋上テラス、無料で遊べる屋内のキッズスペースなど、約11ヶ所のイベントスペースを保有。ファミリーが集い、ゆったり過ごせるようになっている。
商業施設の吹き抜け空間「中央吹抜広場」などでは、8月1日(日)から24日(月)にかけて、子どもたちが芸術に触れることができるよう、東京藝術大学出身の若手作家が主催するアートイベント「コモゴモ展」を開催。コンサートやワークショップ、アートマルシェ、ライブペイントなどイベントを毎日展開し、ファミリーなどが楽しんだ。
イベントスペースや街区の様子をレポートする。
(続きを読む…)

2020年8月1日全面開業(「有明四季劇場」は2021年開業)


有楽町店舗内の様子

サンフランシスコ発、体験型店舗「b8ta」オープン

サンフランシスコ発、体験型店舗「b8ta(以下、ベータ)」の日本初となる店舗が、新宿マルイ本館1階と有楽町電気ビル1階に2店舗、同時にグランドオープンした。
ミッションは、「リテール(一般消費者向けの小売)を通じて人々に “新たな発見” をもたらす」こと。

買い物に新たな発見を求めて体験を重視する消費者ニーズの変化に対応した、発見と商品体験を提供する “場所 ”として、販売を主目的とせず、商品の体験を重視したリアル店舗である。
2015年創業の「ベータ」は、スタートアップ企業やECで立ち上がったブランドが、まるでオンライン広告を掲載するのと同じくらい、より手軽に実店舗出店を実現するためのサブスクリプションモデルのビジネス形態「Retail as a Service =サービスとしての小売」を先導し、小売りの新しい形を提唱している。

サービスを一言で言うと、実店舗のサブスクリプション。
出店ブランドは、月額のサブスクリプションで、魅力的な出店場所となる商業施設の低層階や路面店舗内の約60cm×40cmの区画で商品の体験機会を提供・販売することができる。
1区画の月額の出品料金は30万円前後。店舗運営にあたり、什器をはじめ、従業員の手配、従業員が商品の説明やデモを行うためのトレーニングやシフト管理、在庫管理、物流サポート、POS、来店客の生の声の提供にイベントの実施まで、全て出品料金に含まれている。
店内に設置したAIカメラなどから収集した来店者の行動データも全て、出品社に開示され、出品社がマーケティング活動に生かすことができる。ECとリアル店舗が融合した体験ショップとなっている。

また、出店ブランドが自由に什器の設置やデザインを行って世界観を体現できる半個室の区画「エクスペリエンスルーム」を新宿店舗に1室、有楽町店舗に3室設置。ここでは、来店客がブランドの世界観に入り込み、商品やサービスの体験をすることができる。
日本では、ガジェットのみならず、雑貨や服飾品、コスメ、飲食物まで多岐に渡ったラインアップで、現在、有楽町と新宿の2店舗で145種類以上の商品を取り扱う。

店舗では、出店ブランドである「FABRIC TOKYO」と「GROOVE X」の商品とのコラボも実現。スタッフの好みにカスタマイズしたジーンズ「STAMP(スタンプ)」(FABRIC TOKYO)を公式ユニフォームに採用し、家族型ロボット「LOVOT(らぼっと)」(GROOVE X)は期間限定の有楽町店舗の週末店長に任命した。ベータ×出店企業のコラボ展開も今後、続いていきそうだ。オープン間もない有楽町店舗の様子をレポートする。
(続きを読む…)

2020年08月01日
b8ta Tokyo – Shinjuku Marui/新宿マルイ本館1階、b8ta Tokyo – Yurakucho/有楽町電気ビル1階


日本初上陸の屋外インスタレーション「COSMOS」/JR東日本提供

「Takanawa Gateway Fest」

高輪ゲートウェイ駅誕生に伴い、駅前にイベント空間となる約30,000㎡の特設会場を設置し、3月19日から9月上旬まで約半年間の期間限定で、あたらしい街の賑わいをイメージした食やテクノロジー、音楽、アート、スポーツなどの多彩なコンテンツを開催予定だった本フェスは、感染症対策を行い、入場予約制で、7月14日(火)から開催がスタートした。
特設コートで開催予定だった「東京2020ビーチバレーボール日本代表チーム決定戦」などをはじめとする6つの予定されていたイベントは中止となり、会場規模を縮小して9月6日(日)までの開催となる。

公式サイトからの入場予約手続きの締め切りは、当日の19時(※イベントは21時まで)。フード&クラフトマーケットでの飲食や、日本初上陸の屋外インスタレーション「COSMOS」、当日受付のパーソナルモビリティ試乗体験(11時~16時30分まで)などが楽しめる。
駅と街がシームレスにつながる便利で快適な将来の可能性を疑似体験できるプログラムは、別途、2日前までの入場予約が必要だ。
<J-WAVE>がプロデュースするエンターテインメントレストランのラウンジ「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」は、当日、空席があれば入店可能(事前予約を推奨)。期間中には中田英寿さんが選んだ約160を超える日本酒の銘柄と人気レストラン監修の料理や、日本の魅力ある工芸品等を集めた「NIHONMONO SHOP」を展開。J-WAVEラジオの公開生放送やショートフィルム(短編映画)作品の上映も楽しむことができる。

開催期間が短縮になり、入場予約制で入場人数を制限するなど多くの人の来場が難しい状況を受け、会場に行かずに行った気分で、ヨガなどのオリジナルプログラムが楽しめるオンラインイベント「おうちでTakanawa Gateway Fest」もスタート。フードショップや「NIHONMONO SHOP」に出展する工房からのFacebook Liveも定期的に展開中だ。(写真/JR東日本提供)

(続きを読む…)

2020年07月14日 ~ 2020年09月06日
高輪ゲートウェイ駅前特設会場


「トキワ荘」を再現したミュージアム。建物横の棕櫚(しゅろ)の木まで忠実に再現

マンガ・アニメ文化を次世代に継承 「トキワ荘マンガミュージアム」オープン

かつて、手塚治虫をはじめとする現代マンガの巨匠たちが住み集い、若き青春の日々を過ごした伝説のアパート「トキワ荘」(豊島区椎名町(現南長崎))が、トキワ荘のマンガ文化を次世代に継承し、発信する拠点となるミュージアムとして南長崎公園内に再現され、7月7日、オープンした。
入場料は無料(企画展の場合は有料の場合有)。コロナウイルス感染症予防策として、入館は当面の間、事前予約制で、来館予約は公式HPで行う。
建物が現存せず資料も存在しないなか、当時を知る人から聞き取りを行い、写真をもとにトキワ荘を細部まで調査して忠実に再現。
トキワ荘や地域の歴史紹介、マンガ・アニメに関連する展示も楽しむことができる。

また、企画展示室では、マンガ・アニメファンが楽しめるマンガに関連した企画展示やイベントを行っていく予定。
7月7日(火)~9月30日(水)は、ミュージアム開館記念企画として、「漫画少年とトキワ荘~トキワ荘すべてはここから始まった~」を開催。トキワ荘グループ「新漫画党」の創設メンバーの一人である永田竹丸さんから譲られたマンガ雑誌『漫画少年』を多数、展示するなどしている。

同日、トキワ荘通りには、トキワ荘のマンガ家たちの作品を手に取ってゆっくり読むことができる「トキワ荘マンガステーション」もオープン。
トキワ荘ゆかりの地のさまざまな情報を提供する文化観光拠点「豊島区トキワ荘通りお休み処」は、オリジナルのトキワ荘グッズを販売するミュージアムショップを中心とした施設にリニューアルオープンした。
「国際アート・カルチャー都市としま」を掲げ、進める豊島区で、「トキワ荘マンガミュージアム」は、マンガ・アニメ文化の歴史を未来に継承していく役割を担っている。
今後は、国内外を問わず、子どもから大人まで幅広い世代に施設を体感してもらうことで地域を活性化し、来街者が街を楽しむことができる街づくりにつなげていきたいとしている。
(続きを読む…)

2020年07月07日


スタンドの様子。等間隔で観客が座りガラガラには見えない

待望の有観客試合ドキュメント <サッカーJ2リーグ「ジェフユナイテッド千葉×栃木FC」>

新型コロナウイルス感染症の影響で、無観客での公式戦が続いていたプロ野球、サッカーJリーグは、7月10日から政府の方針に従って、プロ野球は5,000人、Jリーグは、5,000人または会場収容率50%のうち少ない方を上限とした入場が可能となった。
観戦にはマスク着用や入場時の検温を義務付け、観客同士の距離を保つように数席分を離して着席。飛沫感染を防ぐため、試合中に大声を出したり、鳴り物やジェット風船を飛ばすといった応援は中止するなど、感染予防策が取られている。
基本方針はプロ野球、Jリーグとも変わらないが、場内でのアルコール飲料の販売は可能としたプロ野球に対し、Jリーグは禁止に。野球より、さらに接触競技となるJリーグが感染予防の危険性を大きく捉えている印象も受けた。
Jリーグでは、長距離移動による感染リスクを防ぐためアウェイチームファンの観戦を控えるよう呼び掛け、開催予定となっていた試合の対戦カードを全て組み直し、感染予防の観点から近隣クラブとの対戦を優先的に実施していく。
プロ野球、Jリーグとも8月1日をめどに入場は収容人数の50%までに引き上げられる予定だが、首都圏を中心に感染者が増加していることから、7月20日ごろの感染状況を見極めて判断されることとなっている。
実際に、会場での観客の様子、会場のコロナウイルス対策、試合の様子はどうだったのか。
7月11日(土)、フクダ電子アリーナで行われたジェフユナイテッド千葉×栃木FCのJ2の試合の様子をレポートする。

(続きを読む…)

2020年07月11日
フクダ電子アリーナ(千葉県千葉市)


亡者たちがフロントガラスにへばりつく

「ドライブインお化け屋敷」

新型コロナウイルスの影響により、まさに「密閉」「密集」「密接」の中で人を驚かすことになるお化け屋敷業界が大打撃を受けるなか、三密状態を回避し、自家用車の中でお化けや他者とのソーシャルディスタンスを守って、安全に怖がることができる世界初の「ドライブインお化け屋敷」が注目を集めている。車は用意してもらうこともでき、免許がなくとも楽しめる(料金:自家用車/1台8,000円、用意した車での参加は1グループ(4名まで) 9,000円)。参加者は停車した車内の中で数々の恐怖体験を楽しむことができる。
20代の若い層を中心に大きな反響を呼んでおり、第一弾となる7月分のチケットはすぐ完売で、約200組がキャンセル待ちの状態となっている。
公演時間は20分ほどで、各回一組のみが参加できる。役者は手指の消毒など感染防止策をとり、 公演終了後にはスタッフが車のアルコール消毒も行う。希望者には、SNS映えする車を血まみれにしてくれるオプションもある。
舞台は、東京タワー近くにある秘密のガレージ。車のスピーカーから流れる怖ろしい物語の朗読に従って、車のクラクションを3回鳴らすと、物語がスタート。暗闇の中で誰かが窓ガラスを叩き、血まみれの亡者たちがフロントガラスにへばりつく。全てのパフォーマンスは車外で行われ、参加者は車の中で存分に怖がって絶叫することができる。
イベントを企画したのは、お化け屋敷・ホラーイベント制作会社の「怖がらせ隊」。ただ脅かして怖がらすだけでなく、ストーリー性のある演出の展開で参加者を楽しませる。
今後は、ショッピングモールなどの商業施設や広告代理店等とタッグを組み、全国でイベントを展開していく意向だ。

(続きを読む…)

2020年07月04日 ~ 2020年07月19日
赤羽橋駅から徒歩5分(詳細の場所は予約確定次第お知らせ)


会場にはバイヤーのほか展示会関係者が来場

出展社がオンラインで参加する展示会の試み、[PHASE] in SMALL WORLDS TOKYO

コロナウイルス感染予防のための、政府による自粛期間要請が解禁となった6月1日から5日にかけて、[PHASE(フェーズ)]と銘打ったオンラインとリアルの間の新しい展示会形式のイベントが開催された。
会場となった「SMALL WORLDS TOKYO」は、最先端テクノロジーを使用した屋内型のミニチュア・テーマパークであることから、今回の展示ジャンルは、小さくて可愛い「雑貨」をセレクト。会場は出展者不在で、製品のみが出展された。会場にはバイヤーらが来場し、気になった商品は、ZOOMを通じて出展者と商談を行うことができた。
主催は、展示会ブース専門のデザイン会社であるSUPER PENGUIN(スーパーペンギン)株式会社で、展示会の主催・運営は初の試みとなる。
コロナ状況下で、現在、多くの企業が模索する「オンライン展示会」では、実物を見ることができないため、出展メーカーも来場者のバイヤーも意思決定が難しく、「リアル展示会」がないと、展示会業者となる職人の「仕事」は発生しない。
そこで、「リアル」にこだわり、現況でも開催できる展示会形式として、本展示会を試験的に実施した。将来的には、リアル展示会、オンライン展示会と共に「共存」できる展示会形式となり、出展形式にフェーズ(段階)を持たせることで、より多くの企業が参加しやすくなるのではないかと考えている。
初開催となる今回は、イベントの企画趣旨・将来性に賛同した多くの企業がそれぞれの得意分野を活かして運営・設営・装飾等に携わり、東京だけでなく全国から12の出展企業が参加をした。
来場者は5日間で444名。今後の展示会のあり方のヒントを探しに来た展示会関係者も多く訪れ、また、出展のための交通宿泊費がかからず経費削減となることから、この形で今後も出展したいという声も多く、来場者、出展者ともに好評だった。

(続きを読む…)

2020年06月01日 ~ 2020年06月05日
SMALL WORLDS TOKYO内 (イベントスペース)


市原市はオープニングセレモニーで鶴峯八幡宮の神楽を披露

ラグビーワールドカップ公認キャンプ地 市原市の誘致事情と交流事業

「ラグビーワールドカップ2019」で、世界ランキング1位で本大会を迎えた強豪国、アイルランドが公認キャンプ地の一つとして選んだのが市原市だ(※世界ランキングは毎週変動)。
公認チームキャンプ地に関する具体的なトレーニング施設、宿泊施設、滞在期間は、ラグビーワールドカップ2019組織委員会の依頼により非公開となっていたのだが、市原市は、アイルランド代表の初戦となるスコットランド戦に向けた公認キャンプ地として認定されていた。
市原市と組織委員会は、チームの来日後、大会最初の公式行事となる「チームウエルカムセレモニー」を千葉市の美浜文化ホールで実施。キャンプ滞在中には、キャンプ地となった「市原スポレクパーク」で選手と子どもたちとの交流も行った。
「市原スポレクパーク」は、天然芝3面、人工芝1面を有しており、公認キャンプ地認定後、スーパーラグビーに参戦している日本のプロチームであるサンウルブズが、練習拠点をこの市原スポレクパークに移している。

市原市は、2018年から2020年にかけて連続して開催されるスポーツの世界大会を絶好の機会とし、まちづくりに活かすため、2016年、「市原市2020年東京オリンピック・パラリンピック取組方針」を策定。
2019年のラグビーワールドカップを含む一連の国際大会への取り組みを定めた。スポーツをまちづくりのツールの一つと捉え、スポーツを使ったまちづくりを今、重点施策として勧めている。スポーツ大会の事前キャンプ誘致や、選手との交流イベント等における気運醸成にも力を入れている。
今後も、東京オリンピック・パラリンピックのキャンプ地の誘致を進めていくとともに、オリンピック・パラリンピック後も含め、さまざまな市民交流の機会の創出を図っていく予定だ。
(続きを読む…)

2019年09月14日 ~ 2019年09月18日


交流イベントにはオールブラックスの5選手が参加

ラグビーワールドカップ事前キャンプ地を誘致した柏市の交流事業

昨年、日本で初開催された「ラグビーワールドカップ2019」は、日本代表メンバーが初のベスト8に進出。国内では予想を上回るラグビー熱に沸き、幕を閉じた。
そのラグビーワールドカップで、前回と前々回大会の優勝国であり、世界ランキング1位、今回のラグビーワールドカップの優勝最有力チームとして注目度NO.1だったニュージーランド代表の”オールブラックス”が、事前キャンプ地として選んだ地が、千葉県柏市だ。
市は、この機会を「世界一のチームが選んだ街 柏」として市の魅力を世界へ発信する絶好の機会と捉えるとともに、市民にとってもかけがえのない機会となるよう、事前キャンプ地の決定後から機運醸成を行い、ラグビーイベント開催や選手との市民交流などの実施で盛り上げてきた。柏レイソルの本拠地として、普段はレイソルのチームカラーの”イエロー”である柏が、ラグビーワールド期間中は“ブラック”にカラーチェンジ。世界一のチームが柏を選んでくれたからにはと、柏駅東口には大きなフラッグ、商店街にはオールブラックスの黒のフラッグがはためき、地域をあげて応援。オール柏で”オールブラックス”を歓迎した。
2023年夏季には、女子サッカーのワールドカップの国内開催が計画中。今後も国内では大型スポーツイベント参加チームの合宿やキャンプ招致が盛んになると思われる。
柏市がどのようにチームと地域との交流事業を行い、事前キャンプ地を誘致した最大の効果は何だったのか。柏市の成功事例をレポートする。

(続きを読む…)

2019年09月10日 ~ 2019年09月14日
県立柏の葉公園総合競技場、柏の葉小学校プール・体育館、三井ガーデンホテル柏の葉


「池袋西口公園野外劇場」は池袋西口の新たなランドマークに

「誰もが主役になれる劇場都市」の実現を目指す豊島区の官民一体プロジェクト「ハレザ池袋」「池袋西口公園野外劇場」をオープン

池袋駅の東口エリアに、豊島区が推進しているプロジェクト「国際アート・カルチャー都市としま」のシンボルとして、 多様な文化の発信や新たなにぎわいの創出を目指す「ハレザ池袋」が、11月1日、誕生した。
「国際アート・カルチャー都市」とは、“文化の力で日本のリーダーとなるまち”のことであり、官民一体で、池袋がこれまで育んできた多様な文化を生かして、世界の人々を惹きつける「国際都市」を目指していく。
庁舎跡地エリアの再開発によって生まれた「ハレザ池袋」は、「8つの劇場空間」と「中池袋公園」から構成。
ちょっぴりおめかしして出かける特別な場所、非日常を体験できる場は「ハレの場」。「座」は、劇場、多くの人が集まる場所。「ハレ」と「座」を合わせて、「誰もが輝く劇場都市」として、「ハレザ」とネーミングされている。
としま区民センターは、「ハレザ池袋」のエントランスゲートとして、大小の会議室、和室、キッチンルーム、スタジオ、多目的ホール・小ホールの貸出施設を有して生まれ変わった。
「ハレザ池袋」にある3棟の施設の中央に位置する「東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)」は、年間1,000万人の集客が見込まれる「ハレザ池袋」の中核をなす施設として開館。世界的な舞台芸術作品や日本の伝統芸能を上演する。
同施設の1Fにある最新設備 (音響・照明・映像)を備えたオープンスタジオ「ハレスタ」は、ニコニコ動画との連携など、ネットとリアル、バーチャルとリアルが融合する最先端のインターネット放送を実現して、池袋から日本のポップカルチャーを世界へ発信。また、未来型ライブ劇場「harebutai(ハレブタイ)」は、アニメ、音楽、ゲームなどの最先端コンテンツを発信するエンターテインメント空間だ。

2020年7月には、10スクリーン1,700席の大規模シネマコンプレックス「TOHOシネマズ池袋」(仮称)がオープン予定。
中池袋公園と、ハレザ池袋エリアの公開空地、周辺道路を一体的に活用することにより、ハレザ池袋エリア全体を一つの街として、これまでにない新たな賑わいを生み出し、池袋エリアの価値向上を図るとともに、「ハレザ池袋」の開発コンセプトである「誰もが主役になれる劇場都市」の実現を目指していく。

11月16日には、東京芸術劇場に隣接する池袋西口公園を改修した池袋西口の新たなランドマークとなる野外劇場&多目的広場の公園もオープンした。
大型ビジョンもある円形ステージを配した野外劇場「池袋西口公園野外劇場」は、クラシックコンサートやダンス、演劇に対応し、フルオーケストラの公演も可能。定期的に開催される夜間のクラシックコンサートのプログラム「Tokyo Music Evening “Yube”」は、公園に併設されたカフェのワインを片手に楽しむこともできる。
「池袋西口公園野外劇場」は、豊島区が目指す国際アート・カルチャー都市実現戦略の空間戦略となる「出会いが生まれる劇場空間の創出」を具現化するものとなる。

 

(続きを読む…)

2019年11月01日


広場と周辺の施設を一体的に街全体を光と音で演出

横浜の街を、風景を、人を光で シンク(同調)させるナイトアートプログラム 「 NIGHT SYNC YOKOHAMA (ナイト シンク ヨコハマ )」

11月1日(金)から、新港中央広場をメインエリアに、美しいイルミネーションと先端技術を活用した都市的スケールの光をシンクロさせるナイトアートプログラム「ナイトシンクヨコハマ」が開催中だ。
新港中央広場では、ステージでのインタラクティブ映像のデジタルコンテンツやイルミネーションを常時展開するほか、新港地区の8施設も参画し、毎日4回、18時から21時の各約10分間、建物の壁面のカラーライトアップやサーチライトによるダイナミックな光と音楽の特別演出を行う。
この特別演出では、多数のLEDライトをインターネットを介して管理・制御するコントロールシステムを活用し、広場と周辺の施設を一体的に、街全体を光と音で演出。複数の建物に設置したライトを一括でコントロールし、照明制御にIot技術を取り込んで街を実装する都市的なスケールの演出は、今回が日本初の試みとなる。

また、神奈川県内のクリエイティブチームとして、面白法人カヤックと株式会社ソリッドレイ研究所の企画制作により、来場者がスマートフォンを使って参加することのできるプログラムを実施。スマートフォンのカメラに映る実際の風景にデジタル画像を重ね、目の前の世界を拡張する「WebAR」演出を行う。 ステージに設置されたセンサーによるセンシング技術を用いて、プロジェクションマッピングとWebARを組み合わせた演出もこれまでにない事例となる。

さまざまな人が参画し、横浜ならではの新たな魅力をつくるプラットフォームづくりを行い、ラグビーワールドカップ、東京オリンピック開催と続く好機に、国内外の観光者を増やし、横浜のナイトタイムエコノミー活性化の契機としていくことが目的だ。
本年度は、大きなプラットフォームづくりの第一歩を踏み出したが、今後は、このプラットフォームの中に、さまざまな企業やコンテンツホルダー、イベントや施設などがシンク=同調し、参画してもらうことを目指す。

今年は、開催期間中に、市内の26施設・団体が実施するイルミネーションイベント等と連携。みなとみらい周辺施設や地域のさまざまなイルミネーション等と連携し、今後、演出エリアを広げていくことで街の回遊性を高め、横浜の夜の観光を促進していく予定だ。

(続きを読む…)

2019年11月01日 ~ 2019年12月27日
【主会場】新港中央広場を中心とした新港地区 【関連会場】神奈川県庁、山下公園、横浜美術館、大岡川(旭橋から黄金橋周辺)


首都圏の三井ビルに勤務するメンバーで構成された12チームが決戦大会に参加

三井不動産オフィスビル入居企業の交流イベント「『三井のオフィス』スポーツフェスforTOKYO 2020 FUTSAL CUP2019」

東京2020公認プログラムとして開催し、三井不動産が管理運営を行う首都圏のビルを「日本橋・豊洲」、「新宿」、「大崎・横浜」、「飯田橋・汐留」、「丸の内・日比谷・千葉」「霞が関」の6つのブロックで区切り、各ブロックごとに予選大会を実施し、各ブロックの上位2チームが決勝大会に進み、首都圏横断フットサル大会の2019年王者を競うスポーツフェスが、今年も豊洲テントドームで開催された。本イベントの開催は、今年で3回目。コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社が後援し、『三井のオフィス』の入居企業とともに作り上げていくイベントである。

一チームには一人以上の女性参加が必須となっており、首都圏の三井ビルの入居者であれば、一つの会社から複数のチームが出場してもOK。三井不動産では、オリンピックの正式種目となった3人制バスケットボール3×3(スリーエックススリー)やリレーマラソン大会など、スポーツを通じて、『三井のオフィス』で働くワーカーの普段と違う一面が見られたり、社内外の交流を広げる場となるスポーツフェスをこれまでも開催してきているが、本大会は競技人口の多さゆえか、70社100チームがエントリー。大きな盛り上がりを見せている。

11月17日(日)の決勝日には、予選6ブロックを勝ち抜いた、計12チームの戦いに、元サッカー日本代表の中澤佑二さんが参戦。中澤さん率いる「ドリームチーム」メンバーと優勝チームとの夢の「エキシビジョンマッチ」も開催された。
予選及び決勝大会では、フットサルの応援に来場した家族も、観戦のみならず一緒に参加できるコンテンツ「オリンピック・パラリンピック クイズ」を同時開催。また、決勝大会の会場内では、三井不動産がオフィシャルパートナーを務める車いすラグビーの体験会を実施。フットサルだけでなくパラリンピック大会の種目も楽しめ、参加者に好評だった。

 

(続きを読む…)

2019年10月06日 ~ 2019年11月17日
フットサルクラブ東京豊洲テントドーム


公園とモールを繋ぐ広場「パークプラザ」(提供 町田市・東急株式会社)

まち全体がひとつのパーク(公園)に 「南町田グランベリーパーク」まちびらき

11月13日(水)、南町田グランベリーパーク駅周辺に位置する鶴間公園と、2017年2月に閉館したグランベリーモール跡地を中心に、町田市 、東急株式会社、株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ3者の官民連携のまちづくりプロジェクト「南町田グランベリーパーク」が誕生した。
まち全体をひとつの「パーク(公園)」として捉え、駅も含めて、商業施設、公園をシームレスに繋ぎ、自然と賑わいが融合した「パークライフ」を満喫できる新たなまちを目指している。
新たなまちの広さは、約22ヘクタール。駅直結の商業施設における都市のライフスタイルと、公園から境川(さかいがわ)へと続く豊かな自然を融合させ、“南町田ならではのパークライフ”を意識し、アクティビティ、イベントも通して交流が生まれることを期待して、パーク全体に14の広場空間を散りばめた。
全241店舗が出店する「グランベリーパーク」、大型遊具やテラスのほか、運動場やグランド、テニスコートなどのスポーツエリアもある緑豊かな「鶴間公園」に加え、商業施設と公園の中間に位置する場所には、町田市が官民連携で運営する「パークライフ・サイト」を配置。「パークライフ・サイト」は、ミュージアムやカフェ、子どもクラブ、ライブラリーと広場で構成され、東京・六本木で期間限定オープンしていた「スヌーピーミュージアム」が、約2倍の広さになって新しくオープンする(12月14日(土)開館)。パーク内には、スヌーピーのスタチューを計7ヶ所、11体、設置した。
商業施設は、「ヴィレッジ型空間」をコンセプトに、低層の表情豊かな建物群と、広場、デッキ、階段を組み合わせ、歩くたびに新しい発見や出会いが生まれるデザイン。
また、新しいまちの玄関口として、駅名を「南町田グランベリーパーク駅」に改称。公園と商業施設で統一感のあるまち並みにすると同時に、駅自体も公園との一体感を味わうことができる。
11月13日(水)のオープンセレモニーは、鶴間小学校児童による合唱「星の大地に」で幕を開け、町田市出身のTUBEのギタリスト春畑道哉さんが制作した南町田グランベリーパークのテーマソング「Promised Land」を生演奏。「Promised Land」は、南町田グランベリーパーク駅の発車ベルとしても使用される。(※現在、週末は車の混雑があるため、できるだけ公共交通機関の利用をとのこと)

(続きを読む…)

2019年11月13日


ゲノム解析とライフサイエンス産業ビジネスイベントの特別講演を行った鈴木 穣(東京大学教授)氏

公民学連携で街づくりに挑む柏の葉エリア(千葉県柏市)での住民交流イベント「Kashiwa-no-ha Innovation Fes.2019(柏の葉イノベーションフェス)」

公民学連携で街づくりに挑む柏の葉キャンパス駅を中心とした柏の葉エリアで、東京大学、千葉大学、国立がん研究センター東病院、産業技術総合研究所柏センターなどの全面的な協力を得て、「未来をもっと、オモシロがろう。」というスローガンを掲げた住民交流イベントが、合計10日間、初開催された。イベント内容は、世界で活躍する有識者の知見を学べる講演と、最先端技術を体験できるコンテンツの2つに分けて構成。講演は、ノーベル物理学賞を受賞した東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章氏をはじめ、宇宙や医療などの分野で世界的に活躍している有識者による講演を展開。体験型コンテンツでは、未来の生活を体験できる「超人スポーツ体験会」「最新モビリティ試乗会」などを用意。アジアの各国料理や飲み物、スイーツなどのフード―カーによるアジアン屋台村も登場した。
柏の葉エリアには、国内有数の学会や国立大学、医療機関、研究機関がある。
その知の基盤を活かしてスマートシティ構想を掲げており、AI/IOTなどの最新テクノロジーを活用した街づくりを進めている。アジア各国のテクノロジーベンチャーが集結するイノベーションアワード「AEA(アジア・アントレプレナーシップ・アワード)の開催地でもあり、イベント期間中の3日間には「AEA2019」も同時に 開催。フェスの講演プログラムでも、「AEA2019」の協賛企業から、各テーマに応じた最新の事例や取り組みに対する特別講演が行われた。本フェスでは、今後もさまざまな分野の講演やトーク等のイベントを継続開催していく意向だ。 (続きを読む…)

2019年10月26日 ~ 2019年11月04日
柏の葉キャンパス駅周辺、柏の葉アクアテラス周辺


渋谷駅直結・真上に渋谷の新たなランドマークが誕生

渋谷の新たなランドマークに!「渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)」オープン

11月1日(金)、渋谷駅直結・直上に、渋谷エリアで最も高い約 230m、地上 47 階建ての大規模複合施設「渋谷スクランブルスクエア第Ⅰ期(東棟)」が開業した。
事業主体は、東京急行電鉄株式会社、東日本旅客鉄道株式会社、東京地下鉄株式会社の3社で、運営会社は同3社が共同出資の渋谷スクランブルスクエア株式会社。
最上部に日本最大級の屋上展望空間(約 2,500 ㎡)となる有料の展望施設「SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)」、高層部に渋谷最大級の広さを誇る総賃貸面積約73,000㎡のハイグレードオフィス、中層部に産業交流施設「SHIBUYA QWS(渋谷キューズ)」、中低層部に店舗数213 店(物販 126 店、食物販 57 店、飲食 28 店、サービス 2 店)の大規模商業施設を備える、新たな街のランドマークとなる。
渋谷では、2019年に「渋谷スクランブルスクエア第I期(東棟)」や「渋谷フクラス(新生 東急プラザ渋谷/旧 道玄坂一丁目駅前地区)」(12月竣工予定)など、渋谷のまちに複数の施設が開業することに伴い、11月~12月をコア期間に、「SHIBUYA まちびらき 2019」を実施。イルミネーションやギャラリー展示などでまち全体を盛り上げて世界に渋谷を発信する。渋谷スクランブルスクエアでも、「まちびらき」に連動したオープニングイベントを開催予定だ。

渋谷駅直結・直上の「渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)」開業に伴い、「渋谷スクランブル」と「渋谷ヒカリエ」「渋谷ストリーム」はデッキでつながり、利便性が拡大した。
JRと地下鉄も、渋谷駅構内を移動しやすいようアーバン・コアや地下通路で整備されることとなる。渋谷スクランブルスクエア3FはJRのコンコースとつながり、銀座線とも2020年1月に接続予定。2020年春にはJR 渋谷駅改良工事(埼京線ホームを山手線ホームの隣へ移設する改良工事)が完成し、2020年11月に渋谷スクランブルスクエアとJR線がつながる予定だ。渋谷区を一体的に開発し、JR、東京急行電鉄、東京地下鉄が共同で共同開発ビルを建設することで、国際的な観光文化都市「渋谷」の実現を目指す。
今後の渋谷再開発事業は、「渋谷駅桜丘口地区」プロジェクト(2023年竣工予定)、渋谷スクランブルスクエアの第Ⅱ期工事(中央棟、西棟)(2027年竣工予定)を残すのみとなった。

(続きを読む…)

2019年11月01日
渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)


扇子と同じ紙材を用いた空間を瞬時に間仕切るツールの提案。使用しない時は扇子のように畳んでおける((プロダクトデザイン専攻4年生/鈴木 歩)

玉川髙島屋と多摩美術大学がコラボした未来志向のアート系企画展【TAMAGAWAアートウィークス】多摩美術大学×玉川髙島屋『ミライ』と『ハピネス』展

今年、開店50周年を迎えた二子玉川にある玉川髙島屋で、世田谷区の上野毛にキャンパスのある多摩美術大学とコラボレートした未来志向のアート系企画展「『ミライ』と『ハピネス』展」(10月1日(火)~9日(水))が開催された。これは、「わが街、たまがわで楽しむ芸術の秋。」をテーマに、10月1日(火)から15日(火)まで、館内のさまざまな場所で「アート」を切り口としたフェアなどが展開された玉川髙島屋50周年記念「TAMAGAWA 50thアニバーサリー アートウィークス」の中の目玉企画の一つとして実施されたもの。玉川髙島屋と多摩美術大学は、これまでも、さまざまな地域・産学連携プロジェクトを共に行ってきたが、ここまでコンセプトをしっかりと作り込んだ企画の実施は初めてだという。
地域密着の店舗である玉川髙島屋が、地域貢献の場として学生の発表の場を提供したいと、大学側に声をかけて実現した。学生は未来があるのでミライ、百貨店なのでハピネスと、玉川髙島屋の次の50年に向けて、『ミライ』と『ハピネス』の二つの題をテーマに、多摩美術大学生産デザイン学科プロダクトデザイン研究室の全面協力を得てつくりあげた企画展となっていた。
見所の一つは、ミライという木を育ててハピネスという実をつけるという来場者参加型の展示「ハピネスツリー」。玉川髙島屋開店50周年をモチーフにデザインしたカラフルな実のかたちをしたシールカードに、来場者が思い描く『ミライ』を書いてもらい、会場内に設置された大きな木がデザインされたシートへ貼っていき、最終日にはたくさんの実をつけた『ハピネスツリー』が完成するというもので、本企画展の総合プロデュースも務めた4年生の髙田ふみさんが制作した。
プロダクトデザインとは、社会に役立つありとあらゆる製品のデザインのこと。
本館1階T-ステージ1には、メカニカルアシストの新しい技術を応用した近未来の自転車の方向を予感させるスポーツバイクの提案「MECHANICAL ASSIST ROAD BIKE」(辻 馨太郎)、扇子と同じ紙材を用いた空間を瞬時に間仕切るツールの提案「Peacock Partition」(鈴木 歩)など、プロダクトデザイン専攻の学生や卒業生が在学時に生み出した『ミライ』の作品11点を展示。また、隣接するグランパティオでは、学生によるワークショップも開催。オリジナル缶バッジ作り(対象:小学生以上)やアクリル板でのロボット作り(対象:小学生)体験も行った。

(続きを読む…)

2019年10月01日 ~ 2019年10月09日
玉川髙島屋本館1F T-ステージ1 、グランパティオ


横浜赤レンガ倉庫特設会場でイベントを開催

野外でくつろぎながら楽しめるクラシック音楽祭「STAND UP!CLASSIC FESTIVAL2019」

秋薫る横浜赤レンガパークの大空の下、朝から晩まで1日中、クラシック音楽をくつろいで楽しめる国内最大の全野外型クラシック音楽祭「STAND UP!CLASSIC FESTIVAL2019(スタクラフェス)」が、開催された。“STAND UP”の名の通り、コンサートホールを飛び出し、野外でビールやワインを片手に立ち上がったり、家族や仲間と芝生に寝そべってピクニックのように過ごしたりしながら、クラシック音楽を聴くことができるフェスティバルだ。

2回目の開催となる今年は、イベント期間を二日間に拡大。総合司会は、昨年同様、自らもステージでピアニストとして出演する女優の松下奈緒さんが務め、今年は、世界で活躍するヴァイオリストである五嶋龍さんが初出演。今、もっとも注目されている若手実力派の音楽家やシアターオーケストラトーキョー、神奈川フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、県内の高等学校の吹奏楽部や合唱部など、総勢300名の音楽家たちが野外に集結。誰もが耳にしたクラシックの名曲から、ミュージカルやアニメ音楽、オーケストラのコラボレーションまで、食べながら、飲みながら、寝転がりながら、自由なスタイルで、2日間で200曲以上、楽しむことができた。

横浜赤レンガ倉庫では、9月26日(木)から29日(日)までの4日間、累計来場者数約700万人を超える「肉フェス®︎」が新たに仕掛ける大人のためのフードイベント「肉ワインフェス®︎」を本イベントとのコラボイベントとして初開催。特設会場に設けられた、オーケストラも収容する大規模なメインステージ「HARBOR STAGE」、芝生に囲まれた開放的な「GRASS STAGE」のほか、「肉ワインフェス®︎」会場内にも入場無料の「FREE STAGE」が設置された。

会場内にはファミリーや中高年層のほか、一人で楽しむ人の姿も。参加者はリュックやトートバッグに帽子姿と、一見、クラシック音楽を聴きに来たとは思えない格好で、ベンチに座ったり、芝生の上にレジャーシートを敷いて寝転んだり、潮風に当たって時に汽笛も聞きながら、クラシック音楽を満喫。野外の開放的な雰囲気のなか、参加者だけでなく、出演者もイベントを楽しんでいた。(写真/ステージ撮影)=高橋定敬、石ヶ森三英、大橋祐希)
(続きを読む…)

2019年09月28日 ~ 2019年09月29日
横浜赤レンガ特設会場


ビッグカメラ京王調布店(トリエ京王調布B館)の壁面スクリーンでも試合を観戦

パブリックビューイングやアクティビティを展開「ラグビーワールドカップ2019TM日本大会 ファンゾーンin東京(調布駅前広場)」

9月20日(金)、ラグビーワールドカップ2019TM日本大会が、調布市にある東京スタジアムの日本対ロシア戦を皮切りに開始された。これより、11月2日(土)まで約1ヶ月半の間、全国の12会場で全48試合が繰り広げられることとなる。

東京都では、W杯期間中、調布駅前広場と東京スポーツスクエア(有楽町)で、ラグビーファンも、これまでラグビーに興味がなかった人も、子どもから大人まで、誰もが気軽に楽しめるラグビーワールドカップ大会の公式イベントスペースとなる「ファンゾーン」を開催。ファンゾーンでは、大型スクリーンでの観戦「パブリックビューイング」をはじめ、ラグビー体験、ステージでのライブやトークショーを展開。ステージでは元ラグビー日本代表選手や地元のラグビートップリーグチームの選手が日替わりで登場し、アーティストやお笑い芸人のライブで会場を盛り上げる。飲食エリアでは、出場国のメニューなどが日替わりで味わうことができる。

9月20日の調布駅前広場のステージでは、リコーブラックラムズの選手に、ドラマ「ノーサイド・ゲームス」に出演した元ラグビー選手の佳久創さん、鶴ケ崎好昭さんらが登場。試合開始前は、ブルゾンちえみさんの音頭で会場での応援の気勢を上げた。
パブリックビューイングは、屋外ステージの大型スクリーンのほか、屋内会場となる調布市グリーンホール等でも実施。日没後は、ビックカメラ京王調布店の壁面スクリーンでも試合観戦ができる。
大会の開会式は18時半から行われたが、ファンゾーンはお昼の12時にオープン。当日は、日中から日本代表の公式ユニフォームを着た人の姿が見られ、ステージのほか、東京都や多摩地区にある市町村ブース、スポンサーブース、人工芝の上でラグビー体験ができるアクティビティエリアなどを楽しんでいた。開幕戦の調布駅前広場のファンゾーンの様子をレポートする。 (続きを読む…)

2019年09月20日
調布駅前広場


 < 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...46 47 48 >