広告跳躍時代 -昭和の広告展-
わが国唯一の広告のミュージアム「アド・ミュージアム東京」((財)吉田秀雄記念事業財団運営)が3回にわたり開催してきた,昭和の広告展シリーズの最終回。「アド・ミュージアム東京」では,2009年7月29日-10月3日に開催され,本展はその巡回展となる。今回は, 1970年代と80年代に焦点を絞り,日本の経清成長と共に広告が発展したようすを伝える。
医学と芸術展
人間がもっとも興味があるのは「死」を含めた自分の身体かもしれない。古くから人間は,医学の発展とともにそれを記録することも重視してきた。そして時にはレオナルド・ダ。ヴィンチのように,芸術にまで昇華されていったものも。遠いようで実は近しい関係にあった「医学」と「芸術」。この2つを融合させた個性的な展覧会を紹介。
おせっかいウェディング
サイバーアーツジャパン
オーストリアで毎年開催されている,メデイアアートの世界最大級フェスティバル「アルスエレクトロニカ」が2009年で30周年を迎えた。これを記念し,日本のアーティストも数多く受賞してきたこのフェスティバルの特集展を東京都現代美術館で開催。これまでの受賞作や若手作家の新作などを通じ,メディアアートの可能性を探る魅力的な展覧会となった。
第13回文化庁メディア芸術祭
文化庁などで主催するメディア芸術の祭典が,過去最高の来場者数を記録しながら幕を閉じた。映像を使ったインスタレーション,ミュージックビデオ,アニメ,マンガなど,あらゆるジャンルの作品が審査され,優秀作品が一挙に集結した本イベント。13回目を迎えた今年のテーマは,原点に帰って「メディア芸術とは?」となった。果たしてその真意とは一。
光のマジカルクエスト in 阪急三番街北館
経済産業省が推進するe空間実証事業の一環として、「e空間kansai」コンソーシアムが実施。イベントでは専用端末を持った参加者が、ミスタードーナツのキャラクター「ポン・デ・ライオン」のナビゲートのもと、館内に隠された”光”を探し、各店舗にちなんだアイテムを獲得。最後は集めたアイテムを使って自分だけのオリジナルフォトシートを作成することができる
サーモスPresents「新社会人応援カフェ」
魔法瓶,弁当箱でおなじみのサーモス(株)が新社会人をメインターゲットとした期間限定カフェを都内4店舗にてオーブン。ランチタイムには,同社イメージキャラクターを務める田中美保さん監修の特別メニュー4品を提供。カフェにマイボトル持参で訪れた人にはドリンクの割引サービスも実施した。
高橋真琴の夢とロマン展
大きな瞳に輝く星と優雅に舞う花々…少女漫画の王道とも言えるこの伝統的な表現は半世紀以上の時を重ね,高橋真琴によって『少女画』として確立された。本展では,原画のほか,真琴デザイン文具・雑貨,また初重な資料など,約23公開となるラフスケッチや貴重な資料など約230点を展覧。
深海探査と微化石の世界
HMSチャレンジャーによる深海探査と微化石研究の歴史,国立科学博物館研究員も参加した「ヘッケル・エーレンベルグ計画」の成果,そして最||新の深海探査レポートなど,未知なる微化石の世界を紹介する,本テーマでは初となる企画展。
JBA ニューイヤーズバルーン パーティー 2010 in 東京
プレママ支援イベント「こんにちは赤ちゃん in 銀座」
ブライダル事業,レストラン事業などを展開する㈱ノバレーゼが,結婚式で終りではなく,その先のことも応援していこうという趣旨で,出産間近の妊婦を対象としたサポートイベントを開催した。会社に対するイメージアップ,顧客へのフォローといったねらいのいつぽう,社員教育という側面も重視したという興味深い取り組みを紹介。
「チャレンジ25キャンペーン」キックオフ・イベント
政府による一大キャンペーンとしてすっかり定着した「チーム・マイナス6%」が,新たに「チャレンジ25」として生まれ変わった。これは,鳩山総理による「2020年までに1990年比で温室効果ガスを25%削減する」という国連気候変動サミットでの宣言を受けてのもの。看板だけではなく,内容も大きく変わった新しいキャンベーン。そのキックオフイベントの模様とキャンベーンの趣旨を紹介する。
MOE 絵本フェスティバル
PARC040周年を記念して,昨年より行なわれてきた企画展の最後を飾るイベント。今回は,国内唯ーの絵本専門誌「MOE」の創刊30周年を視し,同誌に登場した作家が描いた原画が一堂に会する。会場は渋谷パルコが有する2つの文化スペースを利用し,そこに70点を越える原画と80人以上の作家のサイン入りメッセージ色紙を展示。質・量ともに見ごたえのある展示になっている。
NO MAN’S LAND
東京・広尾の住宅街。半世紀にわたって使われてきた在日フランス大使館が,その役目を終え,新しい庁舎に移転した。そこで,旧庁舎が取り壊される前に一般公聞をしようと,アートイベン卜が企画された。事務室,地下室,資料室,階段,外壁など,建物のあらゆる場所をアトリ工とし,国内外のさまざまなアーテイストが意欲的な作晶を披露。当初の予定より会期も延長され,盛況のうちに幕を閉じた。最初で最後の貴重な展覧会の模様をレポート。
ONE PIECE FILM STRONG WORLD in ナムコ・ナンジャタウン
映画「ONE PIECE FILM STRONG WORLD」公開記念として開催。ナムコ・ナンジャタウンというテーマパークならではの期間限定アトラクシヨンや,劇場版「ワンピース」の声優たちによるトークライブなどのステージを展開したほか,オリジナルデザート&フード等を提供。
お台場D-Kライブ
フジテレビ社屋北側の全体を使い,映像のインスタレーションが行なわれた。その名は「デジタル掛け軸」。100万枚のデジタル映像を組み合わせて作りだした絵柄がゆっくりと変わっていく。同じ絵柄は存在せす,まさに“一期一会”のアートと呼ぶにふさわしいインスタレーションだ。世界で唯一の手法であるとの「デジタル掛け軸」を生み出したアーティスト・長省川章氏に聞いた。
フォルクスワーゲン スケートリンク in 東京ミッドタウン
800㎡の広さを誇る,屋外では都内最大級のスケートリンクが東京ミッドタウンの芝生広場すべてを使って期間限定でオープンした。1月5日にはオープニングを記念して, トリノオリンピック金メダリストの荒川静香さんと浅田舞さんが華麗なスケーテイングを披露するオープニングセレモ二ーがメディア・関係者向けに開催されて,大きな話題を提供
愛のヴィクトリアン・ジュエリー展
映画『ヴイクトリア女王世紀の愛』と同時に企画された展覧会。同じBunkamura建物内の映画館「Bunkamuraル・シネマ」での映画上映と本展覧会が同時に開催されるという,複合文化施設Bunkamuraならではの開催体勢で行なわれた。蓋を聞けてみると映画上映に合わせて展覧会の来館者が増えるなど,はっきりとした相乗効果が見られたという。ピンクを基調にエレガントな雰囲気で統一された会場ではヴ.ィクトリアン・ジュ工リーのデコラティブな装飾を細部までじつくりと眺めている来館者が多かった。また,ジュ工リーだけでなく,レースやドレスなど,やわらかな素材感を見て楽しめる展示があることで,豊かな世界観を表現していた。